雪かきのコツの疑問! その1:お湯を使ってはいけないって本当?
お湯をかけると、あっという間に雪を除去できる気がしますよね。
10cm程度なら、それもありですが、その後にまた雪が積もりそうな状況であれば、水がそのまま凍結して危険な状態になることもあります。
ツルツルのスケートリンクが出来上がりますよ。
さらに、お湯をかけたとしても溶けるのは、ほんの一部の雪だけなので、効率がとても悪いです。
水になった雪は急激に冷やされるので、氷となってしまいます。
雪だった部分が氷になってしまうと、雪かきがさらに大変になるので、お湯は使わないようにしましょう。
車にお湯をかけがちですが、膨張してガラスが割れてしまう恐れもあります。
さらに、大量のお湯が必要となりますし、時間を置くと、凍ってきてしまうので、お湯だけで溶かすのは物理的に不可能だと思います。
雪かきのコツの疑問! その2:凍結している場所や凍っている場所の対処方法は?
雪は車が何度も通ったり、人が歩くことで、溶けては固まるを繰り返して、氷状態で固まるアイスバーンという現象になりやすいです。
こうなると、通常の雪よりも、除去が難しくなります。
こうなってしまったら、一番手っ取り早いのは、融雪剤をまくことです。
これをまくと、即効性があるので、すぐにシャーベット状になって、雪を取り除きやすくなります。
ただ、多くの融雪剤には、塩が入っているので、コンクリートや車などを腐食させてしまいます。
コンクリートならひび割れてくることがありますし、車ならサビてしまい可能性があります。植物の近くであれば、塩害によって枯れてしまうでしょう。
なので、融雪剤を選ぶ際は無塩のものを探すようにしましょう。
他には、ピッケルを使う方法があります。
別名、つるはしですね。
ピッケルで氷を割って細かく砕くことで溶けやすくできます。
スコップで叩き割ろうとすると、手が痛くなりますし、スコップが曲がってしまうこともあるので、ピッケルを一つ用意するといいでしょう。
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