節分の出し物アイデア! 3:定番の豆まき+鬼への質問コーナー
最後は定番中の定番、豆まきです!
最初から先生が鬼役でやるのもいいですが、ちょっとひねってみても。
始めは鬼役を年長の子供たちがやり、豆まきを楽しんでいるところに、先生扮する鬼が乱入し、その先生鬼を退治するというもの。
小さい子供は泣いてしまうかもしれませんが、本来、鬼は怖いものですからね。
泣いてしまったとしても、その後のフォローをしっかりすれば大丈夫ではないでしょうか?
フォローの仕方としては、ぎゅっと抱きしめて「大丈夫だよ!」と安心感を与えること。
「先生がやっつけるからね!」でも、「先生がついてるから、一緒に退治しよう!」でもいいでしょう。
最初はびっくりして泣いてしまう子もいると思いますが、落ち着けば他の子供と一緒に豆まきを楽しめるはずです!
もしもずっと泣いている子供がいれば、先生が近くにいてあげてくださいね。
豆まきの後は、退治した先生鬼への質問コーナーなど、どうでしょう?
どんな質問が出るかわからないので、鬼役の先生はハラハラですが、子供たちには面白いかもしれませんよ。
「なんで豆が嫌いなんですか?」なんて豆まきにまつわる「なんで?」の話も出てくるかも。
準備するものは、先生の鬼の衣装、豆、子供たちの豆入れや鬼のお面など。子供たちのものは保育時間に子供たちと制作できるものばかり。
先生の衣装も100円ショップのものなどを利用すれば数時間でできてしまうのではないでしょうか。
節分をどうやって園児に説明する?なぜ豆をまくの?
「なんで?」が口癖の子供たちに節分の説明をするのは一苦労。
そこで子供にもわかる節分の説明の仕方をご紹介します。
まず「節分」について。
季“節”の“分”かれ目という意味で「節分」と言います。
立春の前の日が節分になります。
子供たちに教えるときは、「季節の分かれ目っていう意味なんだよ。」と教えるといいと思います。
ちなみに、季節は4つなので、節分も本来4回あるはず?と思われた方もいるかもしれませんね。
昔は立春が1年の始まりとされていたため、1番大きな変わり目ということで、立春の前日である節分が現在に残ったのです。
そして節分にやってくるとされる「鬼」ですが、これは災害や病気をもたらす悪いことの象徴。
本当の鬼というわけではないんです。
そしてこの悪いことをもたらす「鬼」は季節の変わり目にやって来やすいとされていたため、節分の日に豆をまいて鬼退治をするのです。
なぜ「豆まき」なのかというと、豆には昔から邪気を払うパワーがあると信じられていたから。
また、はるか昔、京都の山に鬼が出ていたころ、毘沙門天のお告げにより豆を投げ、鬼を退治したという話も。
さらには豆を「魔目(魔物の目)」に投げて「魔(ま)を滅(め)しよう」という語呂合わせからきたとも言われています。
とにかく、子供に説明するときには「季節の変わり目には悪いことを起こす鬼がやってくるんだよ。
だから悪い鬼をやっつけるのに豆まきをするの。豆には悪いものをやっつけるパワーがあるからね。」と教えてあげるといいでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。子供たちが怖がらない出し物から、定番の豆まきまで子供の年齢に合わせて考えてみてください。
子供たちが泣いたとしても、先生がしっかりフォローしてくれれば大丈夫。
きっと子供たちも強くなりますよ!
節分の説明はちょっと難しい部分もありますが、各年齢の子供たちの理解力に応じて説明してみてください。
楽しい節分の出し物になるといいですね♪