宮城県の松島湾の夏といえば「塩竈みなと祭」!どんなお祭り?
第76回塩竈みなと祭
前夜祭(花火大会など)/2023年7月16日(日)
花火大会 20時00分~20時50分【塩釜港】
(荒天時は、7月22日(土)に順延となります。)
縁日広場 16時00分~21時00分【港町公園】
「巡視船くりこま」の一般公開 11時00分~15時00分【塩釜港西埠頭】
地域間交流 12時30分~21時00分【マリンゲート塩釜バス駐車場】
本祭(神輿海上渡御など)/2023年7月17日(月・海の日)
神輿渡御【市内(マリンゲート塩釜)】
・発輿祭 9時45分 【志波彦神社・鹽竈神社表坂上】
・巡 幸 10時45分 【市内】
・御発船 12時15分 【塩釜港西埠頭】
・帰 港 16時55分 【塩釜港西埠頭】
・還 御 18時50分 【志波彦神社・鹽竈神社表坂下】
陸上パレード 13時00分~【本町・西町・志波彦神社・鹽竈神社表坂下】
予想来場人数:7万人超
参照サイト:
第69回 塩竈みなと祭 御座船 御神輿奉安 塩釜港 ダイジェスト版 宮城県 2016 7
前夜祭花火大会当日は、時間により、交通規制があります。
また、本祭当日は、神輿がお通りになる個所では神輿が優先になる場合もございます。
ご来場の皆さま、近隣にお住いの皆さまにはご迷惑をおかけいたしますが、どうぞご理解とご協力の程、お願いいたします。
歴史・概要
終戦直後の昭和23年、港町塩竈の産業復興と疲れきった市民の快復を願って始められたお祭が「塩竈みなと祭」です。
陸奥国一之宮鹽竈神社のお神輿を、御座船「鳳凰丸」につつしんで安置し、松島湾内をお出ましする。
百隻に及ぶ大小の供奉船を従えてご各地を回られる姿は平安絵巻のようです。
昭和39年には志波彦神社の神輿と御座船「龍鳳丸」が海上渡御に加わり、みなと祭がさらに盛大になっていきました。
海上渡御中の御座船を待つ間に、より祭を華やかに楽しくと、陸上パレードが行われるようになり、4日前夜祭の花火大会も含め、海と陸とが一体となったお祭になっています。
平成元年からは「よしこの鹽竈」という新しい唄と踊りが入って、一層にぎやかなお祭となり、東北の夏祭りの先陣を切るお祭りとして盛大に開催されています。
平成18年度に水産庁から「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」に認定。
さらに平成26年度には「ふるさとイベント大賞」において『内閣総理大臣賞』を受賞しました。
どんなお祭り?
前夜祭を飾るのが花火大会で、枕歌にもなった国内有数の景勝地である千賀の浦(現在の塩釜港)を、色とりどりの花火が美しく染めます。
本祭りの見どころは、「神輿海上渡御」で、志波彦神社と鹽竈神社のお神輿を奉安した「龍鳳丸」「鳳凰丸」の御座船と、普段は塩竈港に停泊している100隻以上の漁船が大漁旗を掲げて御座船に続いて海上へ出ていきます。
湾いっぱいに広がる色鮮やかなその光景は圧巻です!
陸上では重さ1トンのお神輿が市内を練り歩きます。
最後は観客に見守られながら202段のオモテ坂を上って神社に戻り、夏の祭りを締めくくります。
塩竈みなと祭
塩竈みなと祭といえば「御座船の御神輿奉安」 みどころは?
どんな行事?
鹽竈神社と志波彦神社のお神輿を、御座船「鳳凰丸」、「龍鳳丸」の2隻に奉安。
百隻に及ぶ大小の供奉船を従えて、日本三景の松島湾内を渡御します。
海の祭典としては全国有数の規模であり、広島県の厳島神社で実施される管絃祭、神奈川県の貴船神社で実施される貴船まつりとあわせ、日本三大船祭のひとつとして数えられています。
御神輿奉安のスケジュール
10時30分表坂上発、18時35分に還御します。
みどころ
海上渡御は、塩釜港を出ていくときが最高です。
鳳凰丸と龍鳳丸は港内をゆったり1周してから外海へ出ていきます。
そのタイミングで、魚市場側に待機していた供奉船が2列になり、御座船の両側につきます。
大漁旗をひるがえした供奉船は迫力があり、見事です。
神輿は海上渡御を終えて港に戻ってくると再び市内を巡幸し、神社に戻ってきます。