ソウルのテーマパーク「ロッテワールド」。室内の「アドベンチャー」と屋外の「マジックアイランド」と2つのエリアに分かれており、ドーム型の室内遊園地は雨天でも真冬でも楽しめます。
室内遊園地は世界最大規模としてギネスブックにも記録されています。全てのアトラクションを合わせると40種類以上。
季節・天候を気にせず、子供から大人まで楽しめるテーマパークをご紹介します。
ロッテワールド(롯데월드)の概要
電話:+82 1661-2000
※ロッテワールド公式サイトにて当日の営業時間を確認できます。
公式サイト:http://adventure.lotteworld.com/jpn/main/index.do(日本語対応)
ロッテワールドへのアクセス方法
ロッテワールドへのアクセス方法は、地下鉄かバスが便利で交通費も安く行くことができます。
地下鉄
蚕室駅の4番出口からは連絡通路で繋がっていて徒歩5分と、アクセスもとても便利。
地下鉄4号線で「東大門歴史文化公園」→2号線に乗換「蚕室」
距離:14㎞
時間:約31分
停車駅:13駅
運賃:現金1,450ウォン、カード1,350ウォン
乙支路入口→「蚕室」まで2号線で1本
停車駅:14駅
バス
たくさんのバスがロッテワールドに停まるので、最寄りから近くにバス停がある場合はバスも便利です。
- 緑色バス(支線)3217、3313、3314、 3315、3317、3411、3414、4319
- 高速バス(広域)1007-1、1100、1700、2000、6900、7007、8001
- 青色バス(幹線) 301、341、360、362
- 空港バス 6000、6006、6705、6706A
屋外からくると赤字で書かれた「LOTTEWORLD ADVENTURE」の入り口が目立つので直ぐ見つけれます。
地下鉄4番出口から連絡通路で屋内からくるとエントランスが見えます。
チケット売り場はエントランス目の前にあり当日購入できます。
チケット料金について
チケットには2種類あり、「ロッテワールドのみ」と「ロッテワールド+民族資料館の両方」に入れるチケットになります。
どちらのチケットも1日券と午後4時から入れるチケットがあります。合計4パターンの中から選びます。
チケットは年齢ごとに料金が変わります。年齢確認が可能な身分証明書または書類の提示が必要になるので持参しましょう。
【ロッテワールドのみ】
1Day | After4 | |
---|---|---|
65歳以上 | ₩45,000 (\4,275) | ₩34,000 (\3,230) |
19~64歳 | ₩54,000 (\5,130) | ₩43,000 (\4,085) |
13~18歳 | ₩48,000 (\4,560) | ₩38,000 (\3,610) |
3~12歳 | ₩45,000 (\4,275) | ₩34,000 (\3,230) |
36ヶ月以上〜12歳 | ₩14,000 (\1,330) | ₩14,000 (\1,330) |
※赤字は日本円表示。レートは韓国を訪れたときの0.095円で換算しています。
【ロッテワールド+民俗博物館】
1Day | After4 | |
---|---|---|
65歳以上 | ₩46,000 (\4,370) | ₩35,000 (\3,325) |
19~64歳 | ₩57,000 (\5,415) | ₩46,000 (\4,370) |
13~18歳 | ₩50,000 (\4,750) | ₩40,000 (\3,800) |
3~12歳 | ₩46,000 (\4,370) | ₩35,000 (\3,325) |
36ヶ月以上〜12歳 | ₩14,000 (\1,330) | ₩14,000 (\1,330) |
※赤字は日本円表示。レートは韓国を訪れたときの0.095円で換算しています。
- 0〜12ヶ月未満:パーク入場およびキッズアトラクション(キッズトリアなど)無料
- 12ヶ月以上36ヶ月未満:パーク入場無料(団体入場者を除く)、キッズアトラクションの利用は有料
キッズアトラクションとは?
12ヶ月以上36ヶ月未満のお子さんは、入場は無料ですが、屋内・屋外のキッズアトラクションの利用は有料になります。
対象となるキッズアトラクションは下記となります。
- 室内「アドベンチャー」:マジックブンブンカー、お日さまお月さま、キッズバンパーカー、ロッティートレイン、スイングパンパン、エウレカ、キッズトリア、ベルーガトークショー、ドラゴントレイン、ドリームボート
- 屋外「マジックアイランドゾーン」:キッズ展望カー、プチパンパン
混雑回避のマジックパス&マジックパスプレミアム
人気のアトラクションになると1時間以上待ちも出てきます。筆者が行った平日の午前11時で、既に90分待ちのアトラクションが2つ。
そんな時、ディズニーランドやUSJのような混雑時に長蛇の列を回避できる裏技が、ロッテワールドにもあります。
無料で利用できるマジックパス
ディズニーランドのFP同様、アトラクションの予約が無料でできるパスです。利用もディズニーランド同様。
①アトラクション乗り場近くにある機械で予約
人気アトラクション10種の入り口にあるマジックパス発券機で予約発券。
左の赤色に、入園チケットを入れバーコードを読み取ります。
一瞬で右側から予約券が発行され、次にマジックパスが発券できる時間が機械画面に表示されます。
②キオスク機械を使用して予約
屋内アドベンチャーアンダーランド(エントランスの階)にあるアトラクション、「ワイルドバレー」と「ドリームボート」をつなぐ通路沿いにある赤い機械がキオスク。
この機械は無料のマジックパスが取れるアトラクションの全ての予約空き状況が分かり、予約発券できます。
アトラクションの待ち時間も表示されます。
初めは韓国語表記になっていますが、言語を選択できるので日本語も対応。
発券方法はアトラクション近くにある発券機同様、Barcodeと書かれた入り口に入場チケットを入れバーコードを読み取り。下からマジックパスが発券されます。
実際に発見された予約券がこちら。
有料のマジックパスプレミアム
USJのエクスプレスパスに似ていて、2種類あります。無料のマジックパスと違い予約不要で好きな時に使用できるところがメリット。
5種券 (5回利用可能) | ₩40,000 (\3,800) |
FREE(利用無制限) | ₩100,000 (\9,500) |
※赤字は日本円表示。レートは韓国を訪れたときの0.095円で換算しています。
販売先 : アドベンチャー1階 民俗館エレベーター前チケットブース(毎日数量限定販売のため、売り切れることがあります)
ディズニーやUSJ同様、利用できるアトラクション入り口で「Magicpass ONLY」と書かれた優先レーンを利用できます。
館内マップはあるの?日本語版も用意されているの?
ロッテワールドの正門入り口入ってすぐガイドマップが設置されています。
下記4か国語に対応したガイドマップが用意されています。
- 韓国語
- 英語
- 日本語
- 中国語
ガイドマップで便利な点、不便な点
日本語版ガイドマップを利用し便利と思える点と、使いづらく不便と感じた点を紹介します。
2点の便利な点
①「一目で見るロッテワールドアドベンチャー」というページには
- 各アトラクションの年齢や身長制限
- マジックパスが取れるもの
- 別途有料料金がかかるもの
- 雨の時運休になるもの
が記載されていてわざわざアトラクションまで確認しに行かなくても、タイトル通り、この一覧で全て分かります。
②ケータイの充電スポットが分かりやすい
ガイドマップには絵で充電スポットが記されているので分かりやすい。屋内のアドベンチャーと屋外のマジックアイランドに各2箇所ずつあります。
不便な点
とにかくマップが見にくい!!
ガイドマップなのに地図がとても見づらく、行きたい場所に行くのに手こずります。
特に屋内「アドベンチャー」ゾーンの1階から2階への見方が分かりにくいですが、ガイドマップの「アドベンチャー1階」と表示されているドーム型のフロアからエスカレーターや階段で上がった先がガイドマップでいう「アドベンチャー2階」になります。
正門入り口のある階は、ガイドマップでいう「アドベンチャーアンダーランド」地下1階といった感じです。
正門入り口入って右手にあるエスカレーターに「ENTRANCE↑」と書かれた看板があり、ここを上がるとガイドマップ「アドベンチャー1階」。ドーム型の屋内に出ます。
屋内と屋外を繋ぐ通路は1箇所のみ
屋外「マジックアイランド」に行くには、アドベンチャーランドと繋ぐ通路がある南門へ行かないといけません。
屋内と屋外を繋ぐ通路はアドベンチャー2階にあります。
1階のドーム内から行くときはガイドマップ「マジックアイランド」を目指し、2階に上がるエスカレーターを登ると目の前です。
アドベンチャー2階から行く場合は、フロアの一番端にあるので、いくつも飲食店の並ぶ通りを抜けると一番奥に出てきます。
3階、4階からは行けません。一度2階まで下りて通路を目指します。
通路を歩いてくるとロッテワールドのシンボル的存在のお城が見えてきます。
パーク内のトイレ事情
トイレは汚いのかな・・・と心配な方もいるかと思いますが、ロッテワールドのトイレはキレイでオシャレなところもあります。
便器も洋式で清掃も行き届いているので安心して使用できます。
お弁当は持ち込んでもいいの?
ロッテワールドは入り口での荷物チェックはありません。
お弁当は持ち込みOKですが、どこでも食べれるわけではなく食べれる場所が限定されています。
パーク内レストランやテラス、ガーデンステージでは、お弁当の持ち込みが制限。
アドベンチャー1階ピクニックエリアでのみ食べる事ができます。
飲み物の持ち込みはできますが、アルコール類の持ち込みは禁止されています。
まとめ
ソウル市内からのアクセスも良く、365日・天気も気にせず遊べるテーマパークです。
スリリングなジェットコースターもあれば、最新鋭なVRでの体感型のものや、子供向けゾーンもあり、アトラクションだけでなくスケートリンク(別途料金)もあったり、多彩なアトラクションで大人から子供まで幅広い年齢層が一日楽しめます。パレードやショーもあり至近距離で見ることができるのも見どころ。
無料のマジックパスを使いながら、事前にロッテワールドをチェックしておくと待ち時間が1時間以上出ても効率よく回れるでしょう。