沖縄本島から日帰りで行ける離島「慶良間諸島」。
ケラマブルーと呼ばれるほど、世界屈指の美しさで透明度の高い海の色が望めることで有名です。
沖縄県那覇市から西に約40kmの地点に位置し、大小30余りの島々からなり、平成26年3月5日(サンゴの日)に31番目の国立公園として指定されました。
出典:環境省公式サイトより
アクティビティ+無人島上陸ツアーに参加
今回のアクテビティはVELTRA(ベルトラ)の
を利用しました。
主催会社はカイザーマリンクラブ。
創業1984年で今年35周年になる、ダイビング・マリンスポーツ・ホエールウォッチング等のツアーを年間とおしてされています。
プランは3種類
Aコース:体験ダイビング+シュノーケリング+無人島上陸
Bコース:マリンスポーツ2種目+シュノーケリング+無人島上陸
Cコース:シュノーケリング+無人島上陸
共通するプラン内容は
- 慶良間諸島の無人島『前島・中島・神山島のいずれか1つ』に上陸
- 沖合200mに船を固定。バナナボートで無人島ビーチへ
- 慶良間の海をシュノーケリングor体験ダイビング
- 当日の水中写真&ツアー写真無料ダウンロード
- ランチ(お弁当)、お茶飲み放題つき
今回選んだBコースのみ、マリンスポーツ5種類から2種類選択が含まれています。シュノーケリングだけでは物足りない!アクティブに楽しみたい!という方にはうってつけのコース。
ただし、当日船に乗ってからオプションでマリンスポーツを追加することも可能(全て船上で最後に精算)。パラセールは、当日の天候や風で出来ない事もあります。
体験ダイビングのコースにはウェットスーツが含まれていますが、シュノーケリングにはウェットスーツが付いていないのでレンタルになります。
船の設備やツアーに含まれているもの
乗船場には各自で集合します。
予約確定後に送信されてくるバウチャーにも集合場所の詳細は記入されていますが、前日に参加の最終確認の電話が、カイザーマリンクラブの方からかかってきます。その時、詳細な場所や持ち物を教えてくれます。
到着後、受付で乗船名簿の記入。未精算の方は、ここで精算を済ませます。
クルーザーは2階建てで席は自由。2階に座ることもできますが、2階席は救命胴衣(ライフジャケット)着用。2階にライフジャケットが設置されています。
船首(デッキ)にも行くことができ、このクルーザーは喫煙可能で、船首でのみ喫煙できます。
たばこを吸わない人も、もちろん行けます。
クルーザーの設備
- シャワー3か所(うち2つは温水もでます)
- 男女共用トイレ2つ(ウォシュレット付き)
- 鍵付き更衣室1つ
- 荷物置き場(トレー付き)
ツアーに含まれるもの
- お茶飲み放題
- 救命胴衣(ライフジャケット)
- お昼ご飯のお弁当
- 乗船費
- 保険
- シュノーケル器具(シュノーケル、マスク、フィン)
- ダイビング器具(ウェットスーツ、フィン)
今回の行先、無人島の「神山島」
今回の集合場所「那覇市沿岸漁港」から無人島「神山島」の配置図です。
拡大地図を見たい方は、こちら。
漁港を出港して約1時間もかからず目的地に到着。
船は神山島から目と鼻の先のダイビングスポットで停泊。各オプションメニューは停泊している船からスタートします。
体験ダイビングチームの流れ
- 10歳から参加可能
到着後、体験ダイビングの方は言語別でダイビングの説明があり、日本語説明は2階、外国の方は1階。(対応言語:英語・中国・台湾・韓国)
2名に対して1人のインストラクターが付くので初めてでも安心です。
ツアー料金には、餌付け用エサも含まれているのでダイビング中、竜宮城のような世界の中で熱帯魚に餌付けをすることもでき、目の前にたくさんの魚が集まってきます。
無人島は海ガメの産卵場所でもあるのでダイビング中に海ガメに出会えることも!
今回のツアー中、ウミガメが1匹現れました。
ウミガメは幸運を運んでくれる「海の守り神」と言われる神聖な生き物。
出会えば幸せになれるという噂も・・・
体験ダイビングは、休憩を挟んで2回潜ります。1回目終了後、シュノーケリングをしたり、オプションでマリンスポーツをしたりできます。
クルーザーの2階からは飛び込みも可能!
シュノーケリングチームの流れ
- 3歳から参加可能。
停泊後、シュノーケル器具を渡されるので経験がある方は、そのまま自由にスタート。
経験のない方は説明が入ります。あまり泳ぎが得意でないくても、インストラクターがついて浮き輪で引っ張ってくれるので安心です。
各自フリータイムを過ごし、ランチは各自好きなタイミングで食べれます。(体験ダイビングの方も同じです)
今回は沖縄名物のタコライスで辛いソース付。
マリンスポーツがツアーにくっついている人は、順次呼ばれるのでライフジャケット着用で待機。
マリンスポーツ体験は希望に合わせてくれる
今回のマリンスポーツは下記5種の中から、2種選択できるもの。
- バナナボート
- マーブル
- スリラー
- バズーカー
- ビッグボーイ
インストラクターのオススメはマーブルとスリラー。
マーブル:座って紐を掴みジェットに引っ張られ、遠心力のおもしろさに病みつきになる、一番人気オプション
スリラー:うつ伏せで紐に掴み、腕の力と重心移動をしながらバランスを取るって乗る。ただ、ほとんどの人が海に投げ出されるスリル最強!
今回はオススメのスリラーとバナナボートを選択。
スリラーは絶叫ではなく、なぜか大爆笑のあらし(笑)腕がどんどん伸びてきて落ちかけては、負けじと這い上がっての繰り返しで、ジェットを運転しているお兄さんとの戦い。
結果、しぶとく耐えて落ちず。
ただ次の日、上半身と腕がかなりの筋肉痛地獄に・・・
次にチャレンジするはバナナボート。海外で乗ったことがあり、かなりの緩さにツマラナイ思い出があった為、今回は「落とされる」を希望してみた。
インストラクターさん分かってくれてる!
初めは腕慣らし。徐々にスピードアップ。細かいカーブを入れたりしてくる。
でも、こちらも落ちない!
「大丈夫ですか?まだ3割程度ですけどレベルあげますか?」と確認を入れてくれたので、アップを希望。
見事、大海原へと豪快ダイブ!!
しかも3連続!フワっと、いとも軽く投げ出されるという。
大満喫♪しかない。
いざ無人島へ上陸
無人島へは泳げなくもない距離ですが疲れるのと、安全性の為、停泊している船からバナナボートで送迎してくれます。
バナナボートは、30分おきくらいに出航し、1台が行き来しているので、帰りたくなったら人を乗せてきて下ろしたバナナボートに好きな時に乗って戻るだけ。
この日は潮が引いていた為、近くまでボートを寄せ岩を歩いて砂浜まで行きました。
無人島には、タンクに入ったお茶が1つセットされていたので、飲み物は大丈夫です。
無人島なだけあり、本当になにもありません。
晴れていたら慶良間諸島の綺麗なケラマブルーの海を眺めて、ゆったりと時間を過ごすのも良い時間です。
雨、風をよけれるような場所もないので、突然の雨は濡れるの覚悟。
綺麗な貝殻やサンゴ礁がたくさんあり、小さなヤドカリもいるので、それを探したりのんびり過ごせる場所です。
アクティビティ終了後は身支度
メニュー終了後は、船尾にあるシャワーを使って海水を流します。
真水しかでないものと、温水が出るものがあるので好きな方を使えます。シャワー後は冷えないように着替え。前日の持ち物で、着替えを船に持ってくるように言われます。
更衣室は1つしかないので女性優先。
身支度が終わると、追加オプションしている方は船上でオプション代の精算です。
この日は天候と風の影響でパラセイリングはできませんでしたが、今回参加したツアーは空・陸・海と全てのアクティビティを楽しむことが出来、対象年齢も3歳~65歳と幅広く、小さい子供連れでも気兼ねなく参加できます。
ツアーは7.5時間程で朝の集合時間も、海でのアクティビティツアーにしては早くないのも嬉しい点でした。今回は那覇市方面からレンタカーで向かい、高速を使って1時間程かかりましたがホテル出発は8時。
朝ごはんも食べてこれて助かる時間です。
ランチのタコライスも美味しく、アクティビティは大満喫!
天気がイマイチでも海の綺麗さは劣ることなく、透明度は高い。海中に入ると色とりどりのサンゴ礁と魚に目を奪われることは言うまでもありません。