京都の新年といえば「三十三間堂の通し矢2024」見どころ総まとめ!

1月のお祭り
記事内に商品プロモーションを含む場合があります。

三十三間堂通し矢のみどころ その2:伝統ある弓道の祭典

通し矢は、新成人の部が報道されることが多いですが、午後に行われる称号者の競技もぜひ見て頂きたいです。

新成人の的は1mですが、称号者は79cmと格段に難易度が上がります。

通し矢は、全盛期の江戸時代には、各藩が威信をかけて弓道家を送りその腕を競わせました。

そのため、通し矢に出場できることは、弓道家の誉れとされました。

現在でも新成人以外は、選ばれた称号者しか出場できません。

弓の達人ともいえる称号者の競技は、技術もさることながら、姿勢や所作までも美しく見応え十分です。

日本の伝統的な武道を間近で見られるチャンスですから、午後も見逃せません!

京都三十三間堂 通し矢2018

三十三間堂通し矢のみどころ その3:国宝や文化財が無料で見られる

04

普段、三十三間堂は拝観料がかかりますが、通し矢の日は無料で入館・見学することができます。

三十三間堂には、国宝である風神雷神の木像、千手観音坐像の後ろには1,000体の千手観音立像があります。

千手観音は全部違う顔をしているので、自分に似ているものや、会いたい人に似ている顔があるといわれているそうです。

千手観音を見る時には、その2つを探しながら見ると楽しいと思いますよ。

ちなみに、千手観音は正確には42本しか腕がありません。

前で合掌している2本を除く40本の腕は、1本で25の世界を救うとされ、40本×25の世界=1,000の世界を救うということになるそうです。

仏教では「千」は無限を表すので、千手観音はどんなことからも救ってくれる存在なんだとか。

まとめ

三十三間堂 通し矢 2024年のまとめ

1.通し矢とは、江戸時代に行われた大矢数にちなんで行われる1月の京都の風物詩
2.新成人で弓道初段以上の人or称号者が参加できる競技
3.会場の三十三間堂は、通常は有料だが、通し矢の日は拝観料が無料になる
4.晴れ着姿の新成人や称号者の弓道の技術を間近で見ることができる

2024年は1月14日(日)に開催予定

通し矢は9:00~15:30まで開催されます。

「お昼ご飯どうしよう」と思いますよね。でも大丈夫です。

当日は境内に食べ物の屋台が出店されますから、お昼は屋台メシでお腹を満たすことができます。

出場できる新成人はもちろんですが、見ているだけでも華やかでかつ弓道の厳かさもあり、新成人でない人でも楽しめるのが通し矢の魅力ですよ。

タイトルとURLをコピーしました