大阪の新年といえば「四天王寺どやどや2024」!見どころ総まとめ!

1月のお祭り
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大阪の1月といえば!四天王寺どやどやってどんなお祭り?

四天王寺どやどやとは?

お祭りの会場になる四天王寺は聖徳太子が建立したとされる、大変歴史の古いお寺です。

収蔵される美術品や仏像、建物などの多くは国の文化財に指定されており、お祭りの無い時期も修学旅行や観光客で多くの人が訪れています。

筆者も高校の修学旅行で行きました!

四天王寺では、1月1日~14日まで僧侶によって天下泰平・五穀豊穣などを祈願する法要が行われます。

その結願日(最終日)にどやどやがあります。

どやどやとは、法要中に祈祷されたお札(牛王宝印)を最終日の14日に六時堂で奪い合う行事です。

昔は年代を問わず大勢の群衆が集まってお札を奪い合っていましたが、事故防止や混乱を避けるため、現在お札を奪い合うのは決まった学校や職員のみになっています。

参詣者には牛王宝印楊枝(1,000円)や正会御祈祷札(1躰3,000円)を授与しています。

●牛王宝印楊枝 1本 1000円

●授与所:西楽舎(御守り授与所)において、牛王宝印楊枝は1月14日、午後3時30分頃の授与となります。 ※個数に限りがあり、無くなり次第終了となります。

牛王宝印楊枝は、持ち帰って、田畑に建てておくと悪い虫もつかず、豊作になるといわれていますが、現在では、玄関先に立てておくか、飾るなどされると、魔除け・厄除になるといわれています。

ちなみに、どやどやという名前の由来は、六時堂に「どやどやと騒がしく人が入っていく様子」 、お札を奪い合う時に「どやどや(どうだこれでも負けないか!?)」 と言いながら押し合ったところからきているようです。

四天王寺「どやどや」(2018年)

2024年のどやどや開催概要

どやどやは毎年法要の最終日である1月14日に行われています。

日時:2024年1月14日(日)14:00頃~

場所:四天王寺(大阪府大阪市天王寺区四天王寺1-11-18)

入園料:中心伽藍・庭園 大人300円 高校生・大学生200円
※宝物館は別途料金がかかります。

2024年四天王寺とんど焼き

日時:2024年1月14日(日)9:00~14:00頃

仁王門前広場にて午前9時~午後2時頃まで「四天王寺とんど焼き」を厳修します。

「とんど焼き」とは正月の飾り物やしめ縄、一年間、大事にしていた御札や御守りなどを各自持ち寄り、一箇所に積み上げてお焚き上げする(燃やす)という伝統的な火祭りの行事です。

【お焚き上げできる物】お正月の飾り物、しめ縄、門松、紙札、木札、御守り
【できない物】お人形や玩具、古本、古雑誌、ゴミはお断りいたします。
【料金】無料です。賽銭箱にお心添えをお願い致します。

四天王寺 公式サイト:

1月 - 行事日程 - 和宗総本山 四天王寺
1月の四天王寺で行われる行事一覧

アクセス方法

四天王寺

公共交通機関:JR・大阪市営地下鉄「天王寺駅」徒歩12分。大阪市営地下谷町線「四天王寺前夕陽ヶ丘駅」徒歩5分。

駐車場:南大門前の有料駐車場35台(200円/30分)

しかし、この駐車場は少ししか停められませんので、当日はできるだけ公共交通機関を使いましょう。

四天王寺どやどやのみどころ その1:高校生の勇姿

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幼稚園~高校生まで、それぞれが順にお札を取り合いますが、やっぱり一番迫力があるのは高校生です。

若く逞しい体がどやどやと入っているのは迫力満点。

また、高校生のノリの良さも見ていて楽しいですし、普通校と仏教系の学校の違いも見ていて興味深いものがあります。

入場してくる時に、ふんどし姿の男たちに周りから水をかけるのですが、かけられた水が熱気で蒸発して湯煙が立ち込める光景は、なんとも神秘的ですね。

四天王寺で裸祭り 四天王寺どやどや 2019.01.14「高校」編 Osaka Shitennoji doyadoya

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