熱中症とは何か? 熱中症は夜でもかかるの?
暑いところにいて、体温が上がりすぎるのは熱射病と言います。
直射日光に長時間当たっていておこるのが日射病ですね。
これらを合わせて、熱中症と呼んでいます。
気温が暑すぎるところにいると、体温の調整が上手くできないことがあります。
このために体温が上がりすぎて、脱水症状を起こしたりします。
小さな子供や老人は体力がありませんので、直射日光の下でなくても、締め切った車内や室内などでも熱中症にかかりやすいので注意が必要です。
特に身体の小さな赤ちゃんは、体温調整機能が未熟なため、熱中症にかかりやすく、すぐに重症化しやすいのです。
命に係わることもありますので、しっかり様子を観察してあげるようにします。
また、熱中症対策は昼間だけでなく、夜も必要です。
熱中症の症状
熱中症の主な症状には次のようなものがあります。
- めまいや顔のほてり、立ちくらみ
- 筋肉痛や筋肉のけいれん(こむら返り)
- 身体がだるい、吐き気、頭痛
- 汗をかきすぎる、あるいはまったくかかない
- 体温が高く、皮膚に触れるととても熱い、皮膚が赤くなっている
- 呼びかけに反応しない、ひきつけを起こしている、まっすぐ歩けないなど
- 自分でうまく水分補給が出来ない。
赤ちゃんの場合は、自らSOSを発することができませんので、赤ちゃんのおっぱいを飲む量や、ぐったりしていないか、顔の色や表情を親が気を使ってケアをする必要があります。