京都の秋の風物詩!嵐山もみじ祭りとは?
嵐山もみじ祭とは
紅葉の名所である嵐山を京都の文化と一緒に楽しでもらおうと、昭和22年から行っているイベントです。
毎年11月の第2日曜に開催されています。
嵐山の前には桂川が流れており、紅葉した嵐山、桂川にかかる木造の渡月橋、近くの寺社とのコントラストが人気になっています。
もみじ祭の日は、桂川を舞台舟が行き来して、狂言や雅楽、京都の郷土芸能などが披露され、もみじ祭を盛り上げます。
嵐山もみじ祭は、観覧料がかからず、紅葉や雅な舞いを鑑賞することができ、秋の京都ではぜひ見て頂きたいイベントのひとつです。
嵐山もみじ祭の2023年の開催概要・日程
毎年11月の第2日曜日に開催される嵐山もみじ祭、2023年は下記日程で行われます。
平安貴族がこよなく愛した嵐山にて、平安貴族の舟遊びを再現し、平安時代にタイムスリップした非日常的な体験を演出します。
大堰川及び川岸にて今様や平安管弦等の演舞の観賞並びに平安衣装を着装しての遊覧ができます。
嵐山もみじ祭
日程:2023年11月12日(日)(雨天中止)
時間:10:00~15:00頃
料金:散策無料(茶席などは有料)
場所:嵐山渡月橋上流一帯
参照サイト:
アクセス情報
公共交通機関:嵯峨野線「嵯峨嵐山駅」下車、徒歩10分。阪急電車、京福電車「嵐山駅」下車、徒歩5分。
駐車場:お祭りの無料駐車場はありません。
近隣にコインパーキングは多いですが、お祭りの日はすぐに埋まってしまうようですので、なるべく電車やバスなどで行くことをおすすめします。
嵐山もみじ祭、やっぱり紅葉がすごい!
嵐山には、モミジ、カエデなどの赤やオレンジに色付く木と、竹や松のように年中緑色の木が混在しているため、赤の紅葉と緑の竹林の色合いが楽しめて、人気が高い紅葉スポットです。
京都の紅葉のシーズンとしては11月中旬に色付きはじめ、12月初めには落葉するので、もみじ祭の開催日は丁度赤くなりはじめて、赤と緑の綺麗なグラデーション見られるチャンスの時期です。
昼の宝厳院2023年 秋の特別拝観
嵐山借景 回遊式山水庭園 「獅子吼(ししく)の庭」 は、室町時代に中国に二度渡った禅僧、策彦周良禅師によって作庭され、嵐山の景観を匠に取り入れた借景式山水庭園です。
その名にある「獅子吼」とは「仏が説法する」の意味であり庭園内を散策し、鳥の声、風の音を聴く事によって、人生の心理、正道を肌で感じ、心が大変癒する庭です。
開催期間:2023年10月7日(土)~12月10日(日)
拝観時間:午前9時~午後5時
※受付終了:(庭園)午後4時45分
拝観志納料(庭園)
大人700円 小中学生300円
※宝厳院本堂特別公開:
別途志納料(大人500円・小中学生300円)が必要です。
本堂襖絵は法要等により拝観できない場合がございます。
夜は宝厳院のライトアップがおすすめ!
紅葉の時期に合わせて、桂川を挟んで嵐山の向かえにある宝厳院の庭園で、ライトアップを行っています。
拝観料はかかりますが、地面は青いコケが生えその上に紅葉したもみじが落ちていたり、静かに小川が流れ、上を見るともみじの赤がライトアップにより神秘的に浮かびあがり、本当におすすめのスポットです。
もみじ祭の後にぜひ寄ってみてください。
宝厳院(ほうごんいん)ライトアップ期間 【宝厳院 秋の夜間特別拝観】
開催期間:2023年11月11日(土)~12月3日(日)
拝観時間:午後5時30分~午後8時30分閉門
※受付終了:午後8時00分
拝観志納料:大人1,000円 小中学生300円
宝厳院 公式HP:
京都 「宝厳院の黄葉(ライトアップ)」