大学生で妊娠してしまった!妊娠した大学生のよくある質問・不安3選
「大学生で妊娠してしまった人はどのくらいいるんだろう」
「今の自分と同じ状況になっている人はいるのかな」
こういったことも思い浮かびますが、この辺りのデータはなかなかありません。
大学生の既婚者は0.4%という数字がありますが、これを多いと見るか少ないと見るかは難しいところです。
やはり学生ということで学業や金銭事情が絡み、学生結婚までいける人、またそこからうまく続けられる人はそう多くないということは分かりますね。
卒業間近で内定が決まっている方でも「自立出来るか不安」と、妊娠したからと言って結婚に踏み切れるとは限りません。
ましてや入学したてや就職活動前では尚更ですね。
ちょっと考えるだけでも不安ばかりかもしれません。
しかし、大学生で妊娠した方からのよくある質問は以下のパターンが多いと思います。
・学校に言うべきか。休学はできるのか。就職への影響はあるのか。
・親に言いにくい。結婚したいけど親が反対している。
・出産はするべきか堕ろすべきか。
大きく分けて、この3つの疑問が浮かぶと思うのです。
これから1つずつお話していきますので、ぜひゆっくり読んでみてくださいね。
妊娠してしまった大学生のよくある質問1:出産のための制度はあるの?就職への影響は?
「学校をどうするべきなのか」「出産する費用はどうすれば」「就職活動はどうすれば」こういった疑問は、真っ先に浮かぶと思うのです。
まず最初に、大学とは決して高校卒業後すぐの入学生ばかりではありません。
場合によっては社会人を経験して、また結婚後落ち着いてから改めて大学で勉強をしたいと入学している方もいます。
ですから、妊娠したからと言って特別何かがあるというわけではありません。
もちろん妊娠は見た目にも分かりますし、出産前後は場合によっては休学も必要になるかもしれませんね。
特別なことではない反面、単位の取得なども全て自己責任となります。
「相談しなくて良い」というわけではありませんので、妊娠を継続する場合は出来るだけ早く相談し、双方に良い計画を立てましょう。
とはいえもし出産後に子どもを保育園や親など預けられる場所が見つからない場合、子どもを連れていけるような大学はそうそうないと思います。
認可保育園は激戦区にお住まいの場合はほぼ期待出来ませんから、その辺りの費用や調整も考えていく必要があります。
休学した場合、学費は半額もしくは免除となる学校が多いそうです。
もちろん学校によって変わりますので、校則などをしっかり確認してくださいね。
しっかり相談し、学ぶ意思や費用があれば復学も十分可能です。
就職活動への影響だけは、どう頑張っても避けようがありません。
出産前後はもちろん、その後保育園に預けられるかどうかも関わります。
ですから、下手に隠すよりは「妊娠中であること・就職の意思があること」を全面に押し出して話し合ったほうが良いです。
もちろんそれで落とされることもあるかもしれません。
しかし同時に「責任がある人間」とも思ってもらえる可能性もあるのです。
長く働く職場ならなおの事、結婚や妊娠はいつか迎えることでもあります。
包み隠さず、「責任ある親としての立場」も使っていきましょう。