<忘年会幹事の方向け>寸志をいただいたらお返しはどうするの?
当日に紹介し、感謝の意を伝えることはもちろん大切です。
それはそれとして、お返し……お礼もきちんと行うようにしておきましょう。
とはいえお返しについてもそれぞれの会社によってルールが決まっていたりいなかったりとまちまちなようです。
一般的によくあるのは「お菓子を贈る」「次回の飲み会の費用の足しにする」と言った形です。
会社のルールがある場合はもちろんその通りに、そうでない場合も例えば去年はどうだったか、と言った雰囲気で先輩に聞き、社内の常識に合わせておいたほうが無難ですね。
もちろんお金の処理をしたからおしまい、ではありません。
お菓子を贈る場合も次の飲み会の足しにした場合も、必ずお礼状を用意しましょう。
寸志を贈ってお返しを期待している方はまずいませんが、お礼をされるとやはり気持ちが良いものです。
お互いに気持ち良く感謝の気持ちを持つことが出来れば一番なので、ぜひ実践していきましょう!
<客先・お取引先の忘年会に呼ばれた方向け>寸志の相場は?ポチ袋は?
ここまでは忘年会の幹事として寸志をいただく側のお話でした。
次はお客様や取引先の忘年会に呼ばれた場合どのくらい寸志を用意すればいいのか、どんな袋を用意すればいいのかについてお話します。
相場については、1万円程度が一般的です。
しかし場合によっては、「呼ばれておきながらお金を持っていくのは『あんたのところで飲み食いなんか出来るか』という意味だ」となり、失礼に当たるという考え方もあるそうです。
そう言った場合はお金ではなく日本酒を2本くらい用意し、熨斗に社名を入れて持っていくことになります。
しかしこれも逆に「お酒の持ち込み禁止」となっている場所もあり、判断が難しいところです。
事前にお酒の持ち込みが禁止かどうか、お金を持っていくかどうか社内でも相談出来ると良いですね。
袋については、一般的にご祝儀袋を使います。
忘年会開始の時間より早めに到着するようにし、幹事さんに「お招きいただき、ありがとうございます」という言葉を添えて渡すのが一番スマートだと思います。
まとめ
寸志については大きな一般常識はあるものの、細かい使い方やルールは会社によってそれぞれ違うところがあります。
大切な最低限のマナーだけは把握しておき、あとは会社のルールを先輩や上司に教わったほうが確実ですね。
・「ほんの気持ち」という意味があるから言葉の扱いには注意する
・目上の人間に対しては使わない
とりあえずこれだけは覚えておき、細かな運用などは会社のルールに従いましょう。
例え今までなかったとしても、お礼状を送られて嫌な方はいないと思います。
お礼状は早くから考えておいても良いですね!
はじめての幹事などで、大変なことと思います。
焦らずゆっくり学んで、成功させていきましょう!