曳山から囃子が聞こえ、からくり人形が乗っている
大津祭ではこのからくり人形にも注目です!
からくり人形を動かすことを「所望」といいますが、この所望先はあらかじめ決まっています。
目印に「御幣」がつけられていますが、20か所位ありますので配布されるパンフレットでご確認ください。
13基の曳山が勢ぞろいしている様子にご注目!
大津祭曳山巡行(2018年10月7日)
13のからくりがある
このからくりですが、各曳山ごとに様々なテーマが設定されています。
西行法師と仙人の問答や「鶴亀」などの謡曲、能楽や故事のにちなんだものや、桃太郎の説話に加味したもの、えびすさんの鯛の釣り上げなどがあります。
このからくりももちろん興味深いのですが、非常に精巧に作られている人形自体もかなり見物です!
からくりは日本では平安時代から確認され、本格的に広まったのは戦国時代とされています。
伝統的なからくり、きちんと見ておきたい方には宵宮がおすすめ!
曳山から人形がおろされ、きちんと見ることができますよ。
2023年 令和五年 大津祭 曳山巡行本鬮順
不鬮取 西行桜狸山 鍛冶屋町
1 西王母山 丸屋町
2 源氏山 中京町
3 湯立山 玉屋町
4 西宮蛭子山 白玉町
5 孔明祈水山 中堀町
6 郭巨山 後在家町・下小唐崎町
7 石橋山 湊町
8 月宮殿山 上京町
9 龍門滝山 太間町
10 神功皇后山 猟師町
11 殺生石山 柳町
12 猩々山 南保町
食べられないちまきとは?
本祭を楽しむにはもう一つ「厄除けちまき」を知っておきましょう!
これは実は食べられないちまきなんです!
気になりますよね。
この「ちまき」について確実に取る方法がないか探っていきましょう。
「厄除けちまき」を確実に受け取るコツ
ちまきを配り、その後「湯立山」所望が始まります。
「厄除けちまき」とは、天孫神社にてお祓いされたちまきであり、つるしておくと厄除けの効果があります。
大津祭で配られるちまきは町民の負担で賄われているので数に限りがあり、そして当日はかなりの見物客です。
さてどうしたらよいでしょうか?
まず、ちまきが配られる場所は基本的には所望の場所となります。
曳山から投げるので町屋の2階などにいくことが多く、見物客が取るのはかなり難しいです。
なので、一番確実なのは動く曳山についていくこと。
どこかで必ず受け取ることができます。
あるいは場所でいえば、軒下のない家の下か、曳山展示館が比較的多く配られるという情報もあります。
いずれにしても人が多いので早めの場所取りは必要ですね!
あと「厄除けちまき」は天孫神社でも買えるので、どうしても欲しい方は神社へ行ってください。
公共交通機関:JR東海道本線 大津駅より徒歩8分。京阪電鉄石山坂本線 島の関より徒歩8分。
天孫神社公式HP:
★2017 大津祭 曳初め(ひきぞめ)=湯立山= H29年10月1日(日)
まとめ
1.大津祭は13基の曳山とからくりが名物の伝統的なお祭り!2023年は10月7日、8日に行われる。
2.みどころ1:13基の曳山は祇園祭よりも小ぶりだが、豪華であり、からくりが楽しめる
3.みどころ2:精巧なからくり人形と謡曲、能楽、故事にちなんだ13のからくりに注目!
4.みどころ3:厄除けちまきを確実に受け取るには曳山についていくか、所望の場所で早めの場所取りをしよう!
さらに軒下を狙おう
以上を踏まえて、大津祭当日、思い切り楽しんでくださいね!