お歳暮の季節がやってきた!そもそもお歳暮の意味は?なぜ贈るの?
お歳暮とは、お世話になった方々に「一年の感謝」と「また来年もよろしくお願いします」という気持ちをこめて贈るものです。
お歳暮の時期は、12月上旬〜12月20日頃。
最近では、お世話になった人だけでなく、友人・知人や親族への感謝の贈り物のような意味合いに変化しています。
自分と同じか目上の人に贈るのが一般的です。
一般的な相場は、4,000円~10,000円程度ですが、おつき合いの度合いやお世話になっている度合い、相手や自分の年齢などによって相場も違ってきます。
お歳暮のやり取りが禁止されている会社もありますので、お気を付けくださいね。
大体の予算を決めてから、相手が喜びそうな品物を選びましょう。
お歳暮コーナーでよくみかける「鮭」。どんな意味があるの?
お歳暮は、嫁いだ娘が年末にお正月のお供え物を実家に贈ったことからはじまった、と言われています。
お歳暮によく贈られていた鮭は、この名残で、神様にお供えする祝い肴という意味合いがありました。
鮭は『サケル(裂ける)』をイメージされ縁起が悪いということから、お清めの意味として鮭に新しいわらを巻くようになりました。
これが新巻鮭のはじまりと言われています。
新巻鮭は、内臓を除いた鮭を塩で漬けたもので、主に北海道産のものを指します。
塩漬けにすることにより余分な水分が抜けて、うま味が増すなどのうれしい効果があるんですって。
そんな歴史から、新巻鮭がお歳暮の人気商品になったんですね。