お賽銭の金額、それぞれの意味合いは?
まず、お賽銭に適した硬貨として、5円玉がありますね。
5円玉を選ぶ人も多いことでしょう。
5円玉は「ご縁がありますように」、5円玉2枚で「重ね重ねご縁がありますように」となります。
50円玉の場合は「10倍のご縁がありますように」とか「五重の縁がありますように」という意味があります。
ちなみに、485円で「四方八方からご縁がありますように」となりますよ。
カップルや夫婦で参拝される場合は、21円や31円がよいでしょう。
割り切れない数なので、恋愛継続・夫婦円満を願うことができます。
お札を合わせた語呂合わせでは、1,129円が「いい福」、4,129円で「よい福」、2,951円で「福こい」、5,000円で「千回のご縁がありますように」、11,104円で「いい年でありますように」となりますよ。
逆に、やめた方がよいのが、500円玉です。
「これ以上効果がない」という意味になるので避けた方が良いでしょう。
さらに、10円玉も「遠縁」の意味になるので縁起が悪いとされています。
ちなみに、5円玉で得ようとしている「ご縁」ですが、仏教の教えなのでお寺では効果を発揮しますが、神道にはない教えなので、神社に5円玉をいくら投げてもあまり意味はないんですよ。
なので、神社に行かれる場合は、1円玉でも自分のお金なら全く問題ありませんよ!
お賽銭ランキング!みんないくら納めている?
みんなが気になることですよね。
平均額ってどんなものなんでしょう?
もちろん、5円玉を投げる人が多いんですが、平均を割り出すと、男性が168.2円で、女性が135.8円、性別関係なしで149.3円となります。
ちなみに、最も多くのお賽銭を投げ入れるのは、60代の女性で241.7円です。
また、都道府県別でみると、福井県が238.9円と最も高く、次いで奈良県の208.7円、3位が石川県の200.9円でした。
ワースト1位は徳島県で90.0円でしたよ。
まとめ
お賽銭の金額はどれもただの語呂合わせです。
言葉あそびを信じるかはみなさん次第ですが、初詣でお賽銭を投げる際は、周囲の人への配慮を怠らず、最低限のマナーを守るようにしましょうね。
神の目よりも、まずは人の目ですよ。