針供養とはどんな行事?豆腐の関係とは?関東・北海道・近畿・九州の神社の日程は?

12月のお祭り
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12月の風物詩「針供養」ってどんな行事か知ってる?

針供養とは、その年に折れたり、曲がったり、錆びたりして使えなくなった縫い針を神社やお寺に納めて、針を供養して裁縫の上達を祈る行事です。

現在では、家庭で裁縫を行う機会が減っており、針供養のことを知らない人も多いんですが、服飾に携わる方や和装や洋装を学ぶ方の間で長きに渡り、日々の感謝や上達を祈って大切にされている行事なんですよ。

京都にある虚空蔵法輪寺の針供養は、皇室の針を供養するためにはじめられたと言われており、平安時代の794年~1192年ごろから続いているそうですよ。

針供養は地域によりますが、12月8日と2月8日の2日行われていたり、どちらか一方で行われていたりします。

法輪寺の針供養

針供養と「豆腐」「こんにゃく」の関係は?食べるの?

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針供養では地域によって違いますが、一般的には豆腐やこんにゃくが欠かせないんですよ。

この豆腐やこんにゃくには、これまで硬い生地に何度も突き刺された針に最後くらい柔らかいところで休んで成仏してもらいたい、という気持ちが込められているんだそうです。

豆腐やこんにゃくなどは、神社や寺で用意されるのが一般的なので、供養したい針だけを持参すればよいでしょう。

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