川内大綱引き!どんなお祭り?
川内大綱引きは今年で421年目、毎年秋分の日の前日の9月22日に行われている歴史の長い伝統行事で、鹿児島の無形民俗文化財にも指定されています。
毎年3,000人もの若者が参加する綱引き勝負、その迫力は実物を見ていただくのが一番だと思いますので次の動画もぜひ参考にしてみてください。
激闘!416年目の川内大綱引
元々は1600年頃、関ヶ原の戦いの際に島津義弘が兵士の士気を鼓舞するために始めたという説が有力です。
別の説としては義弘以下一万人もの侍が出兵してしまい、規律が乱れた藩を正すため当時の家老が青少年の訓練や教育のひとつとして綱引きを始めたという説もありますね。
綱引きは上方・下方に分かれて勝負し、勝利した側は1年間商いが繁盛するとも言われています。
また「引き綱を持ち帰って玄関に置くことで無病息災になる」なども言われていて、綱引きの勝負だけではなくこういった面からも人気が高いんです。
開催概要
開催日:2023年9月22日(金)
開催時間:18:00~22:00
場所:川内市国道3号向田側
主催:川内大綱引保存会(電話番号:0996-21-1851)
川内大綱引保存会 公式サイト:
アクセス方法
公共交通機関:川内駅から徒歩10分
車:薩摩川内都ICから10分
飛行機:鹿児島空港駅→鹿児島中央駅→(九州新幹線さくら、もしくは鹿児島本線)→川内駅(移動時間で1時間~1時間30分ほど)
大迫力の綱の大きさ・重さは?言い伝えは?
動画を見るとわかるかなり長い川内大綱引きの綱、実際どの程度の大きさや重さなのか……気になりますよね!
調べてみると……
直径:35センチメートル
長さ:365メートル
重さ:5トン
想像以上の長さと重さでした!
ちなみにこの綱は両端に「ワサ」と呼ばれる輪っかが作られているのが特徴で、綱引きで劣勢になったとき、それ以上引かれなくするためにワサを使って固定します。
また川内大綱引きは
・勝利した側は1年間商売が繁盛する
・こどもを大綱に乗せると丈夫・健康に育つ
・引き綱を持ち帰って玄関に飾ると1年間無病息災で過ごせる
というどれも縁起の良い言い伝えがあって、だからこそあの熱気と盛り上がりの綱引き勝負になるんですね!
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