11月の風物詩酉の市ってどんなイベント?
酉の市とは「大酉祭」と呼ぶこともある、毎年11月の「酉の日」に行われるお祭りのことです。
今では「酉の市」と広く知られていますが、「酉の祭(トリノマチ)」と呼ばれた神祭の日です。
なぜ11月に開催されるのかという部分については諸説ありますが、鷲神社の祭神「ヤマトタケルノミコト(日本武尊)」の命日が11月の酉の日だという説、日本武尊が鷲神社で戦勝のお礼参りをしたのが11月だから、などの説があります。
酉の市はこういった発祥ですので鷲神社など鷲や鳥にちなんだ寺社から発祥した、関東が中心の行事です。
元々は農民が行っていた収穫祭ですので、酉の市では農作物、そして農具を売っていました。その農具のおまけとしてつけるようになった熊手が発展し、現在では福を招く縁起物を飾って「様々な装飾を施した熊手を販売するお祭り」となっています。
目黒大鳥神社の酉の市、みどころ・歩き方!
各地で11月に開催されている酉の市。
目黒が特に商売人に人気の理由はどこにあるのでしょう。
また、目黒の酉の市のみどころやおすすめの歩き方についても触れていきます。
人気の理由:神社の名前と御利益
大鳥神社の名前が「大取」→大きく取り込むに通じるため、人や福をたくさん招くことができるとして、商売繁盛の神様とされています。
また、火難除けの御利益がある神社のため、11月に3回酉の日があるのを「三の酉」といい、その年は大火事が起こるとされたため、火難除けの御利益がある目黒に人が多く訪れるようになりました。
人気の理由:歴史ある神社
目黒区の中で最も古く、江戸時代にはあったとされ、特に地元の人に愛される由緒正しい神社なのです。
人気の理由:アクセスの良さ
ビジネス街が多い山手線の目黒駅から徒歩7分の立地です。
駅を出てすぐの目黒通りを下り、山手通りとの大きい交差点にある大鳥神社。
酉の市が開催されている日は、駅から案内が出ているので、迷うことはありません。
目黒大鳥神社には駐車場はありますが、お祓いを受ける人のみ使用できるので、酉の市に行く場合は、電車&徒歩で行きましょう。
みどころや歩き方
目黒大鳥神社の酉の市は浅草や新宿と比べると、規模はだいぶ小さいです。
しかし、古くから地元民に愛される大鳥神社です。
酉の市開催中は、神楽などの舞も奉納されますので、ぜひこの神楽も見て頂きたいです。
神楽は時間が決まっていますので、夕方頃に目黒に着くように行き、露店で屋台メシを買ったり、遊んだりして境内でお祭り気分を十分に味わいます。
19時頃~神楽がはじまります。
見終わったら、熊手を買いましょう。
今年の開催日程
2023年の目黒大鳥神社の酉の市開催日程
一の酉:2023年11月11日(土)8:00~22:00
社殿で太々神楽、熊手の舞が奉納されます。(19:00~)
二の酉:2023年11月23日(木・祝)8:00~22:00
江戸消防記念会の木遣りが奉納されます。 (11:00~)
社殿で太々神楽、熊手の舞が奉納されます。(19:00~)
神社の開運熊手守りの授与:8:00~22:00頃まで
御朱印は、初穂料500円で 授与所にていただけます。
例大祭や酉の市のみ開催中に書き置きのものを頂けるので是非ゲットしてください。
目黒大鳥神社 酉の市 公式HP:
目黒の大鳥神社酉の市