ハロウィンの由来や日本で流行る理由を子供向けにわかりやすく説明方法をまとめたよ!

10月のお祭り
記事内に商品プロモーションを含む場合があります。

子供への伝え方:ジャックオーランタンの由来や起源とは?

pumpkin-786668_1280

かぼちゃのランタンの事をジャックオーランタンと呼びますが、実はアイルランドのお化けなんです。

ジャックというケチでずるい男性が天国にも地獄にも入れてもらえず、悪魔に貰った赤い炭火をくりぬいたカブに入れて、ランタンにしてあの世とこの世を彷徨っているという言い伝えが元々のお話なんです。

しかし、アメリカに伝わった際に、カブより身近だったかぼちゃに変わり、死者が迷わず家に来れるようにランタンを飾るようになりました。

さらに、怖い顔にするのは、お化けが怖がって逃げる魔除けとなるためなんだそうです。

子供へは、

かぼちゃのランプをお家で作って、玄関に飾るんだよ。
そうすると、死んだおじいちゃんやおばあちゃんがそのランプのあかりを目印にして帰って来てくれるんだ。
でも、怖い魔女やお化けはかぼちゃの顔が怖くて入れないから安心だね

、と説明すると良いでしょう。

子供への伝え方:トリックオアトリート、お菓子の由来や起源とは?

「トリックオアトリート」はお菓子をくれなきゃ、いたずらするぞ!って意味であり、仮装した子供たちが近所の家の前で叫ぶセリフです。

本場アメリカでは少し前までは実際に、玄関の外の明かりが点いているのにお菓子がもらえない家にはいたずらして良いという習慣がありました。

現在ではそのいたずらが度が過ぎて問題となり、大人が子供に危険なものを与える報復も増えたため、知り合いの家しか回れないので、廃れた習慣となってしまいました。

昔よくあったいたずらには、生卵をぶつける、濡れたトイレットペーパーを庭の木に投げる、ホイップクリームを車のフロントガラスや車内にぶちまけるなどがありましたよ。

でも、お菓子をもらいに行く習慣は、元々はイギリスに今でも残っているソウル・ケーキです。

クッキーのようなショートブレッドのようなお菓子で、シナモンやナツメグが入った十字の模様がついたお菓子で、物乞いや貧しい子どもが讃美歌か祈りをささげる代わりに貰うことが出来たと言われています。

このソウル・ケーキは死者へのお供え物にもなっていたそうですよ。

現代でも知られるクリスマスキャロルのような習慣だったんです。

子供たちには、

「トリックオアトリート」はお菓子をくれなきゃ、いたずらするぞ!ってことなんだよ。
だから、言われた人はどちらかを選ぶことができるけど、みんな優しいからいっぱいお菓子をくれるんだよ

と説明すればよいと思います。

Making soul cakes with Claire Ridgway

まとめ

IMG_0333

ハロウィンは歴史が古いので、調べるととっても面白いことがたくさん出てきます。

詳しくなればなるほど、ハロウィンという習慣がとっても複雑であることも分かると思うので、なるだけ子供が理解しやすい情報だけを伝えるようにしましょう。

起源と現代のハロウィンは別物である部分も多いので、掘り下げずに現代はどんなことをするお祭りなのか、アメリカのハロウィンを教えてあげるのも良いと思いますよ。

タイトルとURLをコピーしました