七五三を迎える3歳の娘には日本髪を結いたい!日本髪の特長とは?
「日本髪」と一言でいっても、その種類は覚えきれないほどあるのをご存知でしょうか?
なんと江戸時代には150種類もの結い方が存在したそうなんですよ。
日本髪とは?
古墳時代~昭和までの髪型を総称して呼びますが、主には平安時代の垂れ髪を結うようになり、昭和の戦前まで続いた髪型のこと。
江戸時代劇の女性の髪型が、一番わかりやすい日本髪の一種です。
日本髪の特長
当時、髪は低い位置で結うことがスタンダードで、中国女性の髪を高い位置で結う髪型は、斬新なヘアスタイルでした。
遊女が始めた髷から主に4種類の結髪に広がり、髪型で身分や職業がわかるようになっていました。
・兵庫髷(ひょうごまげ)
・島田髷(しまだまげ)
・勝山髷(かつやままげ)
・笄髷(こうがいまげ)
和装スタイルの結婚式では、「文金高島田」がメジャーな日本髪のひとつ。
これは、島田髷の一種で、前髪を高く盛り上げ、面をキッチリと揃えて美しくみせるものです。
武家の女性や芸妓さんにも人気のヘアスタイルです。
日本髪の王道ともいえますね。
地髪結い文金高島田
自宅で簡単!日本髪の結い方とは?
さて、3歳のお子さんに日本髪をしようと思っても、落ち着きがないと美容院や写真館でのヘアセットも億劫ですよね。
それなら自宅でやってあげるのが一番!
ここでは、簡単にできる日本髪風のアレンジをご紹介します。
3歳でも簡単!自宅でつくる日本髪
≪必要な道具≫
ヘアピン、ゴム、コーム、ヘアクリップ
≪所要時間≫
10分~15分程度
七五三の髪型!3歳の女の子!自宅で出来る簡単アレンジ!お宮参り 編
①髪を全体的に梳かしておく。
②頭のトップから耳後ろで髪を取り分け、ヘアクリップなどで留めておく。
③ちょうど両目の黒目の真ん中のラインで前髪を取り、後ろ向きに緩くゴムで結んでおく。
④残ったサイドの髪をヘアクリップで留め、後ろの髪を高い位置のポニーテールにする。
⑤ポニーテールができたら、前髪をポンパドールをつくるように膨らませ、ピンで留めておく。
⑥④で残った左右の髪をそれぞれ下方向にねじりながら、ポニーテールの結び目までもっていき、ピンで留める。
⑦最後にひとつになった髪をもう一度ゴムでくくり、三つ編みにする。
⑧⑦の三つ編みをおだんごにしてピンで留め、好みの飾りをつけて完成。
≪ポイント≫
・ポニーテールの位置がそのままお団子の位置になるので、低すぎないようにすること
・前髪が短い子は、そのままおろしてもOK
・サイドの髪にボリュームが欲しい場合は、すき毛を入れて面を整えてもOK!
簡単にできる日本髪なら、練習しておけばできそうですね!
ヘアセット上級者の方には、もうワンステップ上の日本髪の作り方もありますので、ぜひ参考にしてみましょう。
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