秋の七草の覚え方 その2:語呂合合わせ
秋の七草は頭文字をとった語呂合わせでも覚える方法があります。
有名な所ですと「ハスキーなお袋」があります。
「ハスキーなクフ王」というのもありましたが、クフ王がとっさに思い出せるか微妙だったのでお袋で覚えましょう!
は・・萩
す・・すすき
き・・桔梗
(|)
な・・撫子
お・・女郎花
ふ・・藤袴
く・・葛
(ろ)
他には「お好きな服は?」というのもあります。
お・・女郎花
す・・すすき
き・・桔梗
な・・撫子
ふ・・藤袴
く・・葛
は・・萩
頭文字から草の名前が出るようにまずは軽く草の名前を憶えておくと良いですね。
秋の七草もお粥にするの?春の七草との違いは?
春の七草は1月7日に七草粥をしますが、秋の七草もお粥にするのでしょうか?
春の七草でお粥をするのは無病息災を祈願しているのですが、秋の七草はそういったいわれはありません。
そもそも秋の七草とは秋の野を散策して山上憶良が読んだこの2種の歌から選ばれたといわれています。
秋の野に咲きたる花を指折り(およびをり)かき数ふれば七種(ななくさ)の花
萩の花 尾花 葛花 瞿麦(なでしこ)の花 姫部志(をみなへし)また藤袴 朝貌の花
※朝貌の花とは桔梗と言われている
秋を感じさせる七草は春の七草と違って、あくまで目で見て楽しむための七草であるといわれています。
食べる春と見る秋、これが大きな違いですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
耳馴染みの少なかった秋の七草でしたが少し詳しくなっていただけたのではないでしょうか?
・秋の七草は、女郎花、尾花、桔梗、撫子、藤袴、葛、萩の七種類であること
・どれも9月ごろに見頃を迎える草花であること
・覚え方は童謡「秋の七草」で歌って覚えるもよし、
・「ハスキーなお袋」、「お好きな服は」と語呂合わせで頭文字を覚えるのも良い
・秋の七草はお粥にはせずあくまで鑑賞用の七草であること
知識と共に秋の七草を覚えていけば覚えやすいのではないでしょうか?
忘れないようにたまに思い出してみていただけたらと思います。