秋田竿燈(かんとう)まつりとは?
竿燈まつりは、真夏の病魔や邪気を払う、ねぶり流し行事として宝暦年間にはその原型となるものが出来ていたという。
現在残っているもっとも古い文献は、寛政元年(1789)津村淙庵の紀行文「雪の降る道」で、陰暦の7月6日に行われたねぶりながしが紹介されている。
このときにはすでに秋田独自の風俗として伝えられており、長い竿を十文字に構え、それに灯火を数多く付けて、太鼓を打ちながら町を練り歩き、その灯火は二丁、三丁にも及ぶ、といった竿燈の原型が記されている。
元々、藩政以前から秋田市周辺に伝えられているねぶり流しは、笹竹や合歓木に願い事を書いた短冊を飾り町を練り歩き、最後に川に流すものであった。
それが、宝暦年間の蝋燭の普及、お盆に門前に掲げた高灯籠などが組み合わされて独自の行事に発展したものと言われている。。
開催概要
令和5年の秋田竿燈(かんとう)まつり
開催日:2023年8月3日(木)~8月6日(日)
会場:竿燈大通り(夜本番)
有料観覧席予約受付開始
団体予約(15名様以上)・・・4月17日(月)10時〜
個人予約(14名様以下)・・・5月10日(水)10時〜
詳しくは、こちら
2023年竿燈まつりスケジュール
夜本番(竿燈大通り)8月3日(木)~8月6日(日)
18:15 交通規制
18:50 竿燈入場
19:15~20:30 竿燈演技
21:00 終了(交通規制は21:30まで)
昼竿燈(妙技会・エリアなかいちにぎわい広場)
8月4日~5日 9:00~15:40
8月6日 9:20~15:00
秋田竿燈まつり
引用 秋田竿燈まつり公式HP:
秋田竿燈まつり-Akita Kanto Festival- 国重要無形民俗文化財
厄よけ、五穀豊穣などを願う行事として長い歴史を持つ「秋田竿燈まつり」。約280本もの竿燈の明かりが会場の大通りを埋め尽くし、まるで黄金の稲穂のように揺らめき、真夏の夜空を照らします。国重要無形民俗文化財。
アクセス・交通規制
一般乗用車無料駐車場有り
交通規制は、18:15~21:30まで
当日は、混雑が予想されますので、極力公共交通機関でお出かけください。