お彼岸の時期に結婚式の招待状郵送はあり?なし?
はじめにお彼岸とは、
2024年春のお彼岸
3月17日(日) 彼岸入り
3月20日(水・祝) 中日(春分の日)春分の日(例年3月21日ころ)を含む前後3日間
3月23日(土) 彼岸明け
2024年秋のお彼岸
9月19日(木) 彼岸入り
9月22日(日) 中日(秋分の日)秋分の日(例年9月23日ころ)を含む前後3日間
9月25日(水) 彼岸明け
をいいます。
結婚式の招待状は通常式の2~3か月前にゲストに郵送することとされているので11月に式を挙げるとなると9月に発送することになりますね。
お彼岸の時期に招待状を送ることは非常識にあたるのでしょうか?
まずお彼岸の意味について触れてみましょう。
春分と秋分は太陽が真東から昇り、真西に沈みます。
仏教の世界では極楽浄土は西の方角に位置するといわれており、ちょうど太陽が真西に沈むこの時期に太陽を礼拝したことから彼岸は先祖の供養を行うことに発展したといわれています。
具体的にいうと、家族が集まりお墓やお寺にお参りに行くなどしてご先祖様の供養を行うことが多いのです。
その時期におめでたい結婚式の招待状が届いたとなると、特に年配の方々にとっては非常識と受け取られかねません。
仏教的なタブーではないものの、控えた方が無難でしょう。
お彼岸の時期に結婚式の招待状を手渡しは失礼?
それではお彼岸の時期に手渡しをすることはどうでしょうか?
ウェディング雑誌等には一般的に結婚式での上席と言われる、勤務先の上司や親戚、恩師などは手渡しするよう推奨されています。
しかし先ほど述べたようにお彼岸に結婚式の招待を行うのは適切ではないと考える方もいらっしゃいます。
上席の方々は年配な方であることも多く、お彼岸に配偶者や親など自分に近い方の供養をしている可能性も高いため抵抗を示される方も多いのです。
どうしても手渡しをしたいけど、その時期しか会うことができないという方であれば口頭でご挨拶だけして、招待状はお彼岸を過ぎたらすぐ郵送する旨をお約束する方が印象が良いのではないでしょうか?
気の置けない友人でそう言ったしきたりを気にしない方であれば差支えないですが、お彼岸の時期以外で渡せる機会があればそちらを選んだ方がベターです。
ハンドメイドの招待状も素敵ですね。
Mikiseabo 結婚式の手作り招待状の作り方 (WOLCA)