お月見とうさぎの関係とは? その由来とは?
お月見と言えば、うさぎが欠かせませんが、なぜうさぎなのか知っていますか?
実は、インドのジャータカ神話や仏教説話から来ていると言われています。
うさぎときつねとさるに、ある日、疲れ果てた老人が食べ物を乞いました。
さるは山で木の実をとってきました。
きつねは川で魚をとってきました。
しかし、うさぎは頑張っても何も得ることが出来ませんでした。
そこでうさぎは「私を食べてください」といって、炎の中に飛び込み、自身の体を捧げました。
それを見ていた老人は実は神様で、3匹の行いを試していたのですが、うさぎを憐れんで月の中に蘇らせて、みんなのお手本にしたそうです。
なんだか、とってもかわいそうなお話ですね。
このお話が長い間人々の間で受け継がれてきたと言われています。
今年のお月見のタイミングは?
十五夜は旧暦の8月15日のことを指していますが、新暦と旧暦ではズレが生じるため、毎年十五夜の日は変わります。
毎年、9月中旬から10月上旬にかけて、空が澄んで晴れた空が見られる時期に、十五夜はやってきます。
今年、2023年の十五夜は、9月29日(金)になっています。
家族とお月見を考えている場合は、夜の8時までには帰宅するようにすると良いでしょう。