汗かきすぎの人が疑わしい3つの病気とは?
明らかに汗をかきすぎている場合、疑わしい病気があります。
今回は3つの病気について調べました。
汗かきの3つの病気
・パセドー病
・自律神経失調症
・糖尿病
某芸能人が公表したことで、有名な病名となった「パセドー病」、さらに「自律神経失調症」や「糖尿病」なども汗をかきすぎていると疑う病気のひとつです。
このひとつひとつの病気について、詳しく解説していきます。
汗かきすぎで疑わしい病気1:パセドー病
パセドー病とは?
体内の甲状腺ホルモンが過剰分泌され、新陳代謝が急激に上昇する病気。
新陳代謝が活発化することで、汗をかきすぎたように異常にふきだします。
パセドー病の症状
・多汗
・動悸
・息切れ
・むくみ
・下痢
・疲労
・不眠
・体重減少
・甲状腺の腫脹や肥大
・眼球突出
パセドー病の対処法
・病院で抗甲状腺薬の処方を受ける。
・過労やストレスは避ける。
・新陳代謝を促進するヨードを含む食事は大量に摂取しない。(海草など)
・唐辛子などの刺激物は避ける
・エネルギー、たんぱく質、ビタミン、ミネラル、亜鉛を積極的に摂る
完治する?
慢性的な病気のため、治療を一切必要としなくなる完治の状態になるのは、全体の約3割。
気付いた時から、抗甲状腺薬の摂取、食生活などに注意し根気よく治療をすることが必要。
汗かきすぎで疑わしい病気2:自律神経失調症
自律神経失調症とは?
ストレスで自律神経が不安定になり、体に異変が起きた状態の病気。
自律神経を司るのは交感神経と副交感神経。
この交感神経がストレスを受けて活発化すると、汗をかきやすくなり、かきすぎと感じる。
自律神経失調症の症状
・慢性的な疲労
・多汗
・だるさ
・めまい
・偏頭痛
・動悸
・ほてり
・不眠
・便秘、下痢
・微熱
・耳鳴り
・手足のしびれ
自律神経失調症の対処法
・心療内科を受診
・自律神経失調製剤、精神安定剤、ビタミン剤、ホルモン剤、漢方などを処方してもらう
・20分程度の有酸素運動
・毎日寝る前に入浴する(湯船に浸かること)
・ストレスをためない、発散する
・毎日の快眠
完治する?
あせらずゆっくりと生活改善することが完治への近道。
薬だけで完治するものではないので、長期的に日常生活を見直すことが必要です。