コキアの見どころ
日々移ろいゆく秋の色をお楽しみください。
コキア 場所/みはらしの丘 本数/約3万3,000本
緑、グラデーション、赤、そして黄金へと変化していく秋のコキア。季節の移ろいと共にコキアの色の変化を追いかけながら、お気に入りの色を探してみませんか?
みはらしの丘のふもとでは白く可憐なソバの花や、赤・白・ピンクの美しいコスモスが咲き、コキアと共に色彩豊かな風景をつくり出します。
その他にも⻩⾊やオレンジがまばゆいキバナコスモスや、白銀色のパンパスグラス、鮮やかなバラなどが秋の園内を彩ります。⽇々移ろいゆく秋の風景を、ぜひお楽しみください。
「赤」だけじゃない、色んなカラーのコキアたち
コキアは1年草で、成長とともに大きさや色を変えていきます。
若々しい緑のコキアはまんまるなマリモのようで、茶色く枯れたコキアはツンツンしてハリネズミを思わせます。
まるで生き物のようです。
色はもちろん、同じように見えても一つひとつ個性のある形や大きさもコキアの魅力です。
また、コキアは時間帯によっても表情を変え、朝はさわやかな印象に、夕方は西日でいっそう鮮やかになります。
紅葉の真っ赤なコキアだけでなく、成長していくコキアの色の移ろいをお楽しみください。
※コキアの色づき時期は気象条件によって前後する場合があります。
緑のコキア(7月中旬~9月下旬)
夏から初秋にかけてのコキアは、明るめの鮮やかなグリーン。
毎年6月下旬に、みはらしの丘に植えられます。
15cmほどの小さなコキアの苗は、夏の日差しを浴びてスクスクと育ちます。
60cm〜70cmほど成長にする頃には、秋の気配。
鮮やかなグリーンが、徐々に黄色味を帯びていきます。
【ひたち海浜公園】緑コキア (2019年撮影)[4K]|Green kochia 2019[4K]
グラデーションコキア(10月上旬)
およそ70cmほどでコキアの成長は止まります。
まるでモコモコした生き物のようなかわいらしさ。
ここからは色が赤く変わっていくさまをお楽しみください。
コキアは突然真っ赤になるのではなく、頭の方から、少しずつ赤くなっていきます。
すべて真っ赤になるまでの期間は、赤と緑の色鮮やかなグラデーション。
日に日に赤みが増していくコキアの様子を観察できる貴重な期間です。
色も形も摩訶不思議なコキアが一面に広がるみはらしの丘は必見ですよ!
黄金コキア(10月中旬)
10月下旬に差し掛かると、コキアたちは次第に色が抜け、まさに“ほうき色”といった趣に。
色が抜けきるまでの期間は、赤と茶色のシックな晩秋のグラデーション。
ふもとに咲き誇る283万本のコスモスとの色彩のハーモニーもお楽しみいただけます。
ユニークな形と鮮やかに変わりゆく色彩の変化で私たちを楽しませてくれたコキアたち。
やさしい秋の日差しを浴びて、まるで黄金色に輝くその姿は、秋の深まりを告げてくれているかのようです。
秋の深まりとともに、いよいよコキアたちも真っ赤に染まります。
【ひたち海浜公園】赤コキア (2018年撮影)[4K]| Red Kochia 2018[4K]
黄金コキア(10月下旬)
10月下旬に差し掛かると、コキアたちは次第に色が抜け、まさに“ほうき色”といった趣に。
ユニークな形と鮮やかに変わりゆく色彩の変化で私たちを楽しませてくれたコキアたち。
やさしい秋の日差しを浴びて、まるで黄金色に輝くその姿は、秋の深まりを告げてくれているかのようです。
綺麗な中にも、どこか寂しげな雰囲気の漂うみはらしの丘も、いつもとはひと味違う風情を味わえます。
まとめ
秋の深まりとともにコキアが色付き、丘のふもとで赤・白・ピンクの美しいコスモスと、白くて可憐なソバの花が見頃を迎える色彩豊かな国営ひたち海浜公園のみはらしの丘の風景をご覧に、ぜひともお出かけください。
見頃時期は、10月中旬~下旬の10日間程度です。