打ち水の驚くべき効果とは?温度が2℃下がるって本当?
まずそもそも打ち水で温度が下がるメカニズムとは、地面に撒かれた水が蒸発する際に地面の熱を奪ってくれるので、温度が下がるのです。
さらに、熱を蓄えてしまうアスファルトやコンクリートに水を撒くことで、直接アスファルトやコンクリートの温度を下げることもできます。
保水性の高い土や芝生の方が、水が蒸発するのに時間がかかるためより涼しさが持続します。
具体的には1リットルの水を撒くと、2.4℃下がるというデータがあります。
多くの人が至る場所で同時に行うことでより高い効果が得られると言われています。
マンションのベランダでも打ち水の効果があるの?
マンションのベランダでも打ち水の効果はもちろんあります。
ベランダの地面はコンクリートである場合が多いので、水を撒くことで直接地面の温度を下げ、さらにしばらく水が蒸発するまでその周囲の温度を下げてくれます。
しかし、撒きすぎると水漏れなどが起こり、下の階の人とトラブルになる可能性もあるので、できれば事前に了解を得て行ったり、いっしょに打ち水を行うように誘ってみるのはいかがでしょうか?