赤ちゃんの汗疹がでやすい場所のひとつ、「顔」どのようにケアすればいい?
汗疹と聞くと、腕や足の関節部分などにできるのを想像しますが、赤ちゃんの場合は違います。
なんと赤ちゃんは「顔」に汗疹がでやすいんです!
この厄介な汗疹って、一体なんなのでしょうか?
汗疹とは
あせもは、本来「紅色汗疹(こうしょくかんしん)」と呼ばれ、3種類ある汗疹(かんしん)のうちのひとつです。
汗疹の原因は主に4つに分かれます。
赤ちゃんは、この原因に当てはまりやすく、赤くブツブツとした汗疹がでるのです。
・大量の汗をかいた
・肌が蒸れてしまった
・皮膚のバリアが弱くなっている
・皮脂量のバランスが悪い
赤ちゃんの汗疹がでる部位は?
顔・頭(特におでこ)、首、脇、背中、手足
汗疹のケア
汗疹の原因を放置せず、こまめに服を取り替えるなど清潔を保つことが重要です。
・通気性の良い素材の衣類を選ぶ
・外出時は服を1枚減らす
・家では快適な温度を保つ
・毎日、皮脂や汗をしっかり優しく洗い落とす
・引っ搔かないよう、赤ちゃんの爪を切っておく
(悪化するとトビヒにかかる原因にもなります。)
これから夏本番!汗疹対策に大事なのは「温度調節」!適温は?
汗疹の重要なケアのひとつが「温度調節」、夏場のエアコンや冬に暖房を入れすぎるのは、良くないのでは?と思いますよね。
しかし、汗疹対策に至っては、汗をかいても汗疹になりにくい適温を選ぶことが重要なんです。
その適温は一体何度ぐらいなのでしょうか?
夏の温度
暑い夏は、その日によって適温が変わります。
夏場におすすめなのは「外気温-5℃」の設定です。
冬の温度
冬場の温度は、大人が少し寒く感じる20℃~23℃。
部屋を暑くしすぎないことがおすすめです。
大人よりも体温の高い赤ちゃんは、夏は暑く、冬は大人よりも暖かく感じます。
大人が感じる温度で考えないようにすることが大切なんです。
冬に寒いからと顔を覆いすぎるのもNGなんですね。