子どもの鼻血が1時間ぐらい止まらない場合の原因は?
さて、大人の鼻血についてご紹介してきましたが、子供も鼻血が止まらないことってありますよね。
昔、鼻血がよく出るからと連れて行かれた耳鼻科で、鼻の中を焼かれたというショッキングな記憶があります…。
子供はどうして鼻血が出やすいのでしょうか。
子供の鼻血が出やすい原因
鼻の毛細血管が集中しているキーゼルバッハ部分の粘膜が弱く、一度傷つけると脆くなり、鼻血を繰り返すようになります。
鼻ほじりや、鼻をうちつけたことが原因です。
その一方で、その他の病気が隠れている可能性もあります。
・白血病
・先天性血液凝固因子欠乏症
・血小板減少症
しかし大人と違って、子供の鼻血が1時間くらいで続けることは、よくあることです。
また、粘膜が弱いので回復にも時間がかかります。
1時間以内の出血なら、大人と同じ止血方法でとめてあげましょう。
子どもの鼻血の原因
止血方法
1.顔を少しだけ下向きにし、座る。
2.小鼻をやさしくつまんで、10分程度維持する。
※ 上を向いたり、後頭部を叩くのは逆効果
もし1時間以上、鼻血が止まらないようであれば、病院で診てもらうようにしましょう。
鼻血が止まらないのはストレスも関係ある?
大人の鼻血が止まらない原因として「ストレス」が関係していると、知っていますか?
実は、仕事や人間関係で感じるストレスも、鼻血の原因となるんです。
ストレスで鼻血はどうやって出るのか
ストレスを感じた時、脳内で興奮作用のあるアドレナリンが噴出します。
このアドレナリンは、「血管を弱くしてしまう」作用があるんです。
その血管を守ろうと動き出すのが、多量のビタミンC。
しかしビタミンCも使いすぎると、体の中から徐々に失われていくものです。
そしてビタミンCが足りなくなると血管を守ることができず、脆くなった結果、出血に繋がります。
まさか鼻血の原因がストレスだなんて!
ビックリですね。
鼻血が続く人は、積極的にビタミンCを食事やサプリメントで取り入れましょう!
まとめ
■ 大人の鼻血が止まらない原因
原因は様々!大半はキーゼルバッハを傷つけたことによる出血です。
■ 救急車は呼ぶべきか
大人が30分以上も鼻血を出しているなら異常です!
すぐに救急車を呼びましょう。
■ 止血法
1.顔を少しだけ下向きにし、落ち着いて座る。
2.垂れてくる鼻血を拭き取りながら、小鼻をつまむ。
3.そのまま10分程度状態を維持する。
※ 出来れば冷たいタオルで鼻を冷やしながら行う
※ 上を向く、後頭部を叩くのはNG
鼻血が長く出るイメージって、なんとなく良くないんですよね。
多くは白血病を連想してしまうかと思います。
鼻を傷つけたなどの原因が分からない場合は、病院で受診してみてくださいね。
鼻血が止まりますように!