ヘルパンギーナに大人が感染した場合の完治期間は?
さて、このヘルパンギーナに大人がかかると、どう治療していくのでしょうか。
ヘルパンギーナの治療法は?
ウイルスに直接働きかける薬はありません。
出た症状に対応していく、対処療法になります。
喉の痛み・高熱が出たら、解熱剤を出されることがほとんどです。
他にも脱水症状に点滴を打ってもらう場合があります。
※熱が出ない場合は少ないです。
ヘルパンギーナ完治までの期間
大人は1週間程度かかることがほとんどです。
また、症状が治まっても、ウイルスの排出は糞便から1ヶ月程度続きますので、家族間で移しあいをしないように注意しましょう。
ヘルパンギーナに大人が感染した場合、会社には行っていいの?
ウイルス感染するヘルパンギーナ。
もし大人がかかってしまったら、会社へ出勤しても良いものでしょうか。
実は、子どもでも出席停止にはならないのです!
子ども間の感染が非常に多いため、各家庭の判断で休ませることがほとんどですが、ウイルスの排出が終わる完全治癒までに時間がかかることもあり、出席停止扱いになるウイルスではありません。
会社に出勤はOK?
会社への出勤も同様です。
インフルエンザのように、出勤停止にはならない疾患です。
でも、社内で蔓延すると大変なことになりますよね…。
また、高熱がある状態で出勤しても、本来の力が出せず苦しむことになりますので、会社へは熱が出ない状態になってから出勤する方が良いでしょう。
また、会社へ行く際に気をつけることがあります!
≪出社対策≫
・マスクを着用
・タオル、ハンカチを人に貸さない
あくまでヘルパンギーナは飛沫感染、接触感染です。
他の人に移さないよう、配慮することも大事ですね!
治癒証明書は必要?
このようなことから、ヘルパンギーナの治癒証明書はあまり意味がありません。
会社から求められることはまずないので、必要ないと思っていて良いでしょう。
ただし、会社によっては、数日以上の病欠については、診断書が必要ですよね。
まとめ
■ 大人ヘルパンギーナの症状
・喉の痛み
・喉に水疱ができる
・38℃以上の高熱
※子供よりも重症化する
■ ヘルパンギーナの治療法
・対処療法
多くは、喉の痛み・高熱がでた場合の解熱剤、
脱水気味であれば点滴。
■ 会社への出勤はOK!
ただし、高熱が下がってからにしましょう。
出社対策を忘れずに!
・マスクを着用
・タオル、ハンカチを人に貸さない
子供の病気だと侮っていると、大人のほうが痛い目をみるんですね。
夏風邪の一種とはいいますが、ごはんも喉を通らない痛みは想像を絶するものがあります。
暖かくなる春~夏にかけて多くなるヘルパンギーナ、大人もかからないように、日々免疫力を高めるようにしておきましょう!