赤ちゃんに電磁波の影響は?パソコンを抱っこしながら使ってもOK?
数年前、パソコンを使って発症する「VDT症候群」が叫ばれましたよね。
パソコンを使っていて目の異常(疲れ・痛みなど)や、肩こり・疲労感・しびれなどの体調不具合を感じる場合は、電磁波が原因かもしれません。
その他にも、ガンの原因にもなると言われているのです。
こんな環境に赤ちゃんを近付けるのは、不安に思いますよね。
抱っこしてパソコンを使っているなら、少なからず、赤ちゃんも電磁波を受けることとなります。
でも、以下のことを気をつけていれば、電磁波の影響を少なくすることができるんです!
≪パソコンを使う時≫
・アースをする
・液晶モニターは、画面から20cm以上離れること
・パソコン本体は、体からできるだけ離すこと
電磁波の安全基準は、1mG(ミリガウス)以下!
特に液晶モニターから20cm離れると、1mG以下になるそうです。
パソコンを使う時は抱っこで近づけるのではなく、そばで寝かせるなど、赤ちゃんをできるだけ遠ざけてあげるようにすれば、まず問題ないでしょう。
そもそも電磁波って何? 電磁波の正体は?なぜ体に悪いと言われているの?
この電磁波ですが、名前だけは知っていても、その正体をほとんど知らない方がほとんどではないでしょうか?
電磁波ってなに?
電気を使用する機械(パソコン・携帯電話・電子レンジ・エアコンなど)は、コンセントを入れると電気を通しますよね。
この時に「電場」が発生します。
イメージとしては、繋いだプラグから電子機器までのコンセントの間に「電場」が発生するものです。
電場はどんなものでも帯電し、下へ下へと流れていくのが特徴です。
この電場を作らせないのが「アース」の役割なんですね。
そしてもうひとつが「磁場」。
これは、電子機器本体のスイッチを入れないと発生しません。
電子機器本体から発生するイメージです。
磁場はコンクリートを貫くほど強力ですが、一定の距離を離れると衰退していきます。
電磁波とは、この「電場」と「磁場」が発生したときに2つが絡み合い、波状で進む電気の流れのことを指します。
なぜ体に悪いの?
この電磁波が体に入ると、体の中の分子が振動し、熱を発生させることがあります。
この分子で電子の移動がおこることで、生体電気反応が乱されるのです。
この結果、体の不調につながるといった構造になっているんですね。