どうしても母乳を飲まない場合、乳児なのに離乳食を与えてOK?
どうしても水分を飲まないという場合、もし5ヶ月~6ヶ月目にさしかかっているなら、離乳食をはじめてみても良いでしょう。
手足口病でも、食べられるなら離乳食は問題ありません。
離乳食はあまり早すぎると、アレルギーリスクが高まりますので、必ず5ヶ月は過ぎてからにして下さいね。
そして、離乳食を与えるのに気をつけたい点があります。
手足口病の水ぶくれは、いわゆる大人の口内炎のようなものです。
口内炎の時って、しみて食べられないもの、ありますよね。
例えば…、
・熱いもの
・塩分
・トマトや柑橘系
離乳食初期であれば、ドロドロにすり潰したおかゆを冷やしてあげたり、プリンなどを選ぶと良いでしょう。
この2点を守って始めてみましょう。
①喉越しが良いもの
②常温か冷たいもの
離乳食をすんなり受け入れてくれると良いですね!
嫌がる時は無理をしないで下さいね!
ママが手足口病に感染!母乳経路で乳児にうつるって噂は本当?
もし、手足口病にかかったのがママだったら…!?
子供にうつってしまわないか心配ですよね。
巷の噂で、「手足口病は母乳感染する」なんて聞いたことがありますが…
実はコレ、嘘なんです。
手足口病のウイルスは、母乳に入り込むことはありません。
母乳を通して赤ちゃんや子供に感染することはありませんので、安心して下さいね。
しかし、常に一緒にいる赤ちゃんとママ、接触感染や飛沫感染の恐れはあります。
できればこの期間、マスクを着用し、うがい手洗いを徹底するなど、赤ちゃんにうつらない配慮をしてあげましょう。
お風呂は一緒に入れる?
お風呂やタオルなどは、手足口病感染ルートのひとつになります。
寂しいですが、ママが手足口病にかかってしまったら、当分はパパに入れてもらうか、別々に入りましょう。
まとめ
■ 手足口病の症状とは?
手のひら、足、口の中、おしりなどに、2~3㎜の水ぶくれ様の発疹
37℃~38℃程度の熱がでることも(あまり高くならないことがほとんど)
■ 母乳を飲まないときの水分と栄養のとらせかた
コップとストローを使って、水や麦茶を飲ませてあげましょう。
■ 手足口病原因での卒乳対策!
・搾乳しストローで飲ませる
・寝起き、寝つく頃におっぱいをあげてみる
・あえておっぱいをあげない
「おっぱいは痛いもの」と思わせないようにしましょう。
・5ヶ月~6ヶ月なら、離乳食チャレンジもOK!
口内炎のひどい痛みを想像すると、赤ちゃんがおっぱいを吸いたがらなくなる理由もなんとなくわかりますよね。
なんとかしてあげたいけれど、治まるまで待つしかないのが辛いですね。
ママもアレコレと対策を考えすぎたり、無理をすると抵抗力が落ちて感染しやすくなります。
決して無理をしすぎないようにして下さいね。
早く良くなって母乳に戻ってくれると良いですね♪