手足口病流行中!乳児が感染!母乳を飲まない場合どうする?
乳児が手足口病にかかると、どんな症状がでるでしょうか。
また、手足口病が原因で母乳を飲まなくなってしまった場合についてご説明します。
手足口病とは?
夏風邪のひとつで、主に乳幼児に多く発症します。
高温多湿を好むエンテロウイルスやコクサッキーウイルスが原因で感染します。
感染力が強いので、家族内でうつしあいにならないよう対策が必要です。
症状:
手のひら、足、口の中、おしりなどに、2~3㎜の水ぶくれ様の発疹
37℃~38℃程度の熱がでることも(あまり高くならないことがほとんど)
手足口病はこんな症状です。
手足口病
母乳を飲まない時は?
口の中に症状がでると、その痛みから母乳を飲まなくなってしまうことがほとんどです。
手足口病の水ぶくれが痛むのは、せいぜい3日~4日程度。
その間、水やお茶など水分が取れていれば問題ありませんので、安心して下さいね。
水分と栄養のとらせかた
コップとストローを使って飲ませてあげましょう。
おっぱいを嫌がっても、この方法でなら飲んでくれることがほとんどです!
手足口病のおかげで意図せずに卒乳してしまった場合どうする?
ここで気になる情報ですが、乳児が手足口病にかかると、「おっぱい」=「痛い」と思ってしまい、突然卒乳してしまった!というお子さんが少なくないのです。
おっぱいを飲んでくれない場合、飲むのに吐いてしまう場合はどうしたら良いでしょうか。
搾乳しストローで飲ませる
搾乳機を使うのがベスト。
おっぱいからは嫌でも、ストローで飲ませると、意外とすんなり受け入れてくれる赤ちゃんが多いですよ!
寝起き、寝つく頃におっぱいをあげてみる
意識がふわ~っとしている間、そっとおっぱいをあげてみると、飲んでくれる赤ちゃんもいます。
あえておっぱいをあげない
これは手足口病にかかった時の対処法ですが、「おっぱい」=「痛い」と思わせないための方法です。
1歳近くの赤ちゃんは、特に卒乳してしまう傾向があります。
大きくなってくるほど、治療中はおっぱいをあげない方が良いでしょう。