猪名部神社の由来
祭神は、伊香我色男命(いかがしこおのみこと)春澄善縄卿(はるずみよしただきょう)。
員弁の始祖・伊香我色男命を主神とし、“学問の神”として、「続日本後記」を著された春澄善縄卿(員弁郡出身)が祀られています。
また、法隆寺、東大寺、石山寺などを建立され、世界文化遺産を生み出した名工として猪名部は優れ、“礎の神”としても著名である。
本殿は前方後円墳の上に建てられ、17基もの古墳は先祖の崇高さ、尊大さを今にも伝えているものである。
猪名部神社の上げ馬神事とは?
例大祭「大社祭」(おやしろまつり)は、毎年四月に「上げ馬」「流鏑馬」神事が奉納され、全国に二ヶ所しかない特殊神事として鎌倉の御世より伝えられている。
毎年4月第1土・日曜日(但し、1、2日の場合は8・9日)に行われる「流鏑馬」「上げ馬」の神事。
三重県の無形民俗文化財に指定(平成14年)され、歴史は「多度まつり」よりも160年ほど古い。
1192年(建久3年)大木城主、郡司・員弁三郎行綱が、青少年の士気を高めるために始めました。
1203年(建仁3年)12月、員弁三郎行綱濡れ衣の件から「上げ坂」を築き、上げ馬、流鏑馬神事を奉納されました。
騎手について
騎手は御籤で決められ、朝・夕日参をする。
騎手は家と離れて参篭生活。
朝晩は、員弁川で心身を清め、祭当日は若者達全員が斎戒沐浴。
装束は花笠、矢箱を背負ます。
開催概要
開催日:2024年4月6日(土)~4月7日(日) 毎年4月第1土・日曜日(但し、1、2日の場合は8・9日)
会場:猪名部神社(いなべ神社)
※令和6年度は馬曳き神事を実施予定。上げ馬及び流鏑馬は執り行われません。
令和6年度は、上げ馬は行われませんが、氏子の中から選ばれた4人の少年騎手が、花笠・袴姿で馬に乗り猪名部神社を中心に練り歩きます。
住所:三重県員弁郡東員町北大社796番地
公式URL:
参考サイト:
猪名部神社の春の大祭「大社祭」
例年のタイムスケジュール
土曜日:試楽祭
10:00/乗込
11:00/本殿祭典
11:00/合駈
13:00/上げ馬
16:00/渡御
16:30/流鏑馬
日曜日:本楽祭
10:00/乗込
11:00/本殿祭典
11:30/合駈
13:00/上げ馬
15:00/神霊渡御
15:30/流鏑馬
18:30/還御・お手打式
2018.4.7 大社祭(猪名部神社の上げ馬神事)
アクセス・駐車場
公共交通機関:三岐鉄道北勢線 東員駅から徒歩約15分
車:東員ICから約10分
駐車場:専用の駐車場はありません。
多少歩く必要がありますが、イオンモール東員、東員町スポーツ公園近辺に駐車することは可能です。
また、三岐鉄道北勢線の各駅に無料駐車場がありますので、そこに一旦車を駐車して電車で来ることもできます。
まとめ
猪名部神社の上げ馬神事
開催期間:2024年4月6日(土)~4月7日(日)
※令和6年度は馬曳き神事を実施予定。上げ馬及び流鏑馬は執り行われません。
ビデオを見てもとても迫力のある神事だとお分かりいただけたと思います。
開催時には、ぜひ都合をつけて、生でご覧ください。