北海道特有の梅雨「蝦夷梅雨」の正体は?梅雨と何が違う? ジメジメなど体感の違い

蝦夷梅雨とは一体なんなのでしょうか?
この正体は、オホーツク海から吹く、冷たく湿った風が原因なのです。
梅雨前線は北海道に到達する前に衰えてしまうため、正式に梅雨と呼べるものではなく、この風の影響を受け、10日~2週間程度の雨が降り続きます。
このことを蝦夷梅雨といいます。
梅雨前線ではないので、ジメジメ~っとした梅雨特有の嫌な感じはありません。
雨がパラッと降って、止んで、また降って…という繰り返しが蝦夷梅雨です。
ちょっと天気が悪い程度のことなので、蝦夷梅雨という名前がついているにしろ、梅雨ほどの雨にはならないことが多いのです。
ズバリ!2025年蝦夷梅雨の時期は?

このように蝦夷梅雨とは、北海道民はほぼ気にしない雨模様のことなのですが、せっかく旅行に行くなら、雨や曇天続きの頃は避けたいですよね!
では、蝦夷梅雨の時期は一体いつなのでしょうか?
先にお伝えしたように、梅雨前線とは異なるため、「東北が梅雨に入ったから北海道もそろそろ蝦夷梅雨だ!」ということにはなりません。
オホーツク海高気圧の風がいつから吹き始めるのかが問題なのです。
オホーツク海高気圧とは、オホーツク海や千島近海に中心を持つ、冷涼湿潤な高気圧のことで、そのほとんどが春の後半から夏にかけて現れます。
札幌管区気象台は3か月予報(5月~7月)を発表しました。
| 平均気温(向こう3か月) | 降水量(向こう3か月) | ||
|---|---|---|---|
| 北海道 | 日本海側 | 低10 並30 高60% 高い見込み | 少20 並40 多40% 平年並か多い見込み |
| オホーツク海側 | 低20 並30 高50% 高い見込み | 少20 並40 多40% 平年並か多い見込み | |
| 太平洋側 | 低10 並30 高60% 高い見込み | 少20 並40 多40% 平年並か多い見込み | |
| 数値は予想される出現確率(%)です | ![]() | ![]() | |
北海道では、7月中旬頃に前線や低気圧の影響を時々受けて、曇天や雨の日が多くなりますが、本州に比べ梅雨と呼ぶには非常に不明瞭です。
この時期の旅行は曇天になる可能性が高いので、この時期を避けて旅行計画を立てるのが良さそうです。
このように見ても、梅雨前線との関係はないことがわかりますね。
札幌管区気象台3か月予報
気象庁 | 季節予報解説資料

