親子の縁を切ると言われた！ これってどういうこと？
親子の縁を切ると子供に言われるシチュエーションの定番は、親の借金です。
子供が結婚した後に、だらしない親が新しい愛人に貢ぐために借金を作っており、結婚相手の家族にまで迷惑をかけているから親子の縁を切りたいと思うなど、どうしようもない場合です。
親が子供と縁を切りたいと思う主エーションの定番は、子供の素行の悪さです。
大人になっても変わらない子供に嫌気がさして、縁を切りたいと思うようです。
親子の縁はどのようにしたら切ることができるのか！？
そもそも、親子の縁は法的な手続きで切れるものなのでしょうか？
結論から言うと不可能です。
一生親子の縁は切れません。
法的に親子の縁を切る方法は存在しておらず、子供が養子になったり、結婚して戸籍が変わったりしても、親子の縁は切れることがありません。
親子間には、親が起こした法的トラブルの責任を子供が負う義務はありません。
しかし、子供には親を扶養する義務があり、子供が拒否をしても、親は家庭裁判所に調停を申し立てることができます。
また、親子間には相続があるので、親の借金を相続したくない場合は、相続を知った時から3か月以内に家庭裁判所に破棄の申し立てをしましょう。