おねしょする大人が急増中。それ“夜尿症”かも…
おねしょと夜尿症の違いは、ずばり年齢です。
6~7歳(小学一年生)になってもおねしょが頻繁にある場合は、夜尿症と診断されます。
その場合は、生活習慣の指導や薬による治療が行われます。
夜尿症には、幼いころからずっと続くおねしょの一次性夜尿症と、一度完治したのに半年や数年後に再発する二次性夜尿症があります。
大人の夜尿症の80~90%は、一次性夜尿症です。
患者数は男性の方が多いとされていますが、これは女性が恥ずかしくて病院にかかっていない場合があるらしいので、正確なデーターは分かりません。
全体数も家庭で隠されるているケースが多く、はっきりとは分からない状態です。
大人のおねしょ、治療法は?泌尿科でいいの?
大人の夜尿症を治療するためには、泌尿器科を受診しましょう。
一般的な治療法には、薬物投与があり、尿量を減少させる抗利尿ホルモン薬や膀胱機能を落ち着かせる働きのある抗コリン剤などが処方されます。
他にも、下着にセンサーを取り付け、尿を感知するとアラームがなるアラーム療法もあります。
また女性の場合は、出産後に過度なストレスやホルモンバラスの崩れから夜尿症に悩まされる人も多いです。
この場合は、産婦人科で時間をかけて治療していくことになります。