北海道帯広の夏といえば「おびひろ平原まつり!」どんなお祭り?歴史は?
どんなお祭り?
全道各地より、参加団体が集まり開催される迫力満点の「太鼓まつり」や、若者を中心に作られたおまつり「夢降夜(ゆめふるや)」など、まつりは最高潮に盛り上がります。
夜の「盆おどり」は、工夫を凝らした衣装や踊りが見所で、飛び入りでの参加もできます。
また「子ども盆おどり」もありますよ。
そのほか地元の中学校や高校の吹奏楽部による演奏会、子供が楽しめるミニ縁日、お祭りを楽しむ大人のためのビアガーデンなど、地元の人達が世代を超えて作り上げる内容が目白押し!地元愛がたくさんつまったお祭りです。
歴史
おびひろ平原まつりは、1947年という太平洋戦争が終わって間もないころに平和を願って開催されました。
そのため、開催当初は「帯広平和まつり」と呼ばれていました。
その後、祭はどんどん進化し、今では十勝エリア最大規模の夏祭りといわれています。
2日間で約20万人が来場します。
おびひろ平原まつり 開催概要
第76回おびひろ平原まつり
開催日時:2023年8月14日(月)・8月15日(火)11:00~22:00
開催場所:帯広市西2条南7丁目~11丁目、広小路、夢の北広場
イベント
■開会式
8月14日(月)12時30分〜13時15分/8・9丁目交差点
【式次第】
12:30~
(1)市長挨拶
(2)来賓紹介
(3)市議紹介
(4)まつり推進委員会役員紹介
(5)オープニング演奏/
ウクレレ奏者:名渡山 遼(なとやま りょう)さん
※帯広市市制施行90年を記念して製作された映画「帯広ガストロノミー」で音楽を担当
(6)開会宣言(牛乳で乾杯):バルーンリリース【特別協賛】よつ葉乳業様
※よつ葉乳業様ご提供の常温保存可能なロングライフ牛乳1,000個を先着1,000人に無料提供
牛乳提供開始時間:11時30分~
■夢降夜
8月14日(月)19時~20時
地元の若者が先陣を切ってまつりを圧倒的に盛り上げます。十勝を開拓した先人への感謝や五穀豊穣(ほうじょう)への願いを込め、男御輿(みこし)、女御輿が会場を練り歩きます。
■第25回平原・太鼓まつり
8月15日(火)15時~17時
※雨天時は帯広市民文化ホールで開催予定
全道各地から太鼓演奏チームが集結。平原通りをステージに、各団体の演奏ほか全チームによる合奏など、地面を揺るがすほどの迫力ある演奏は圧巻です。
■おびひろ盆おどり
8月15日(火)19時~20時45分/7丁目〜11丁目(予定)※雨天中止
生演奏の「北海盆唄」にのせ、出場各チームとも趣向を凝らした衣装と踊りで沿道の観客を魅了します。
個人でのご参加は、以下応募フォームからお申し込みください。後日、当日の集合場所などを郵送いたします。
※今年は審査基準を設けた審査員による審査を実施致します。上位3名にもれた皆様へは、参加賞をお渡し致します。
■とかち夏空大道芸
8月14日(月)・15日(火)11時〜
世界で活躍する大道芸人が十勝へ。会場が一体となって、笑いと驚き、感動の渦が巻き起こります。
主催:とかち夏空大道芸実行委員会
■「帯広ガストロノミー」上映会【協賛行事】
8月15日(火)①10時〜 ②13時~ ③15時30分~
とかちプラザ レインボーホール(無料)
帯広市の開拓140年、市制施行90年を記念して製作された映像作品。
十勝・帯広を舞台に豪華俳優陣が出演しています。シネマ太陽帯広で劇場公開されたほか、「WOWOWプラス」で放送され、多くの人を魅了しました。
■第48回十勝小唄のど自慢大会【協賛行事】
8月15日(火)12時〜
とかちプラザ アトリウム特設会場
公式サイト:
おびひろ平原まつりのみどころ!
それでは、おびひろ平原まつりの見どころを紹介します。
みどころ1.夢降夜とは?
おまつり初日の夜に開催される「夢降夜」。
十勝の大地を切り拓いた先人たちと豊かな自然の恵みに感謝し、五穀豊穣と子孫の繁栄を願います。
通常の神輿とは異なり、丸い形の神輿には大きく「五穀豊穣」の文字と、農業王国十勝で採れる野菜たちが描かれています。
夜の街でライトがあたると浮かび上がる鮮やかな神輿です。
男神輿と女神輿のほか、たくさんの夢を乗せた子ども神輿も合わさって太鼓の演奏とともに平原通りを練り歩きます。
観客が願いを込めてみこしに十勝の恵みである小麦を投げ入れる「黄金穂投げ入れ」や、西暦の数のパン(十勝産小麦100%)をみこしからまく「夢パンまき」。
十勝近郊の若者が中心となって帯広を盛り上げようという、若さと活気溢れるイベントになっています。
この御輿に向かって、麦の穂を投げ入れると願いが叶うそうです。
「年に一度の夢降る夜」と呼ばれるイベントならではですね!
第70回おびひろ平原まつり夢降夜(ゆめふるや)2017/08/14
みどころ2.おびひろ盆おどり
帯広の夏の風物詩として欠かすことのできない一大イベントとして多くの方々に親しまれている「おびひろ盆おどり」。
三笠市幾春別の炭鉱が発祥の地であり、北海道各地でお盆になると盆踊り用の曲として用いられる「北海盆唄」に合わせて毎年多くの参加者が、浴衣を中心とした様々な衣裳で帯広のメインストリートを彩ります。
「子ども盆おどり」も開催されます。
第59回 おびひろ盆踊り
まとめ
子どもから大人まで、老若男女問わず楽しめる「おびひろ平原まつり」。
開催日:2023年8月14日(月)・8月15日(火)
地元への思いをいっぱい表現されていて、愛がひしひしと伝わってくる。
そんなお祭りです。
帯広が大好きになること間違いなし!
ぜひ足を運んでみてくださいね。