会津田島祇園祭2023!七行器行列とは?みどころ完全ガイド!

7月のお祭り
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福島県の夏といえば「会津田島祇園祭」!どんなお祭り?

約800余年の歴史と伝統を誇る会津田島祇園祭

呼び物の「七行器行列」は、別名「花嫁行列」とも呼ばれ、シャンギリというお囃子が流れる中、花嫁姿の女性が神社に向かって行列します。

ほかにもシャンギリの笛太鼓とともに歌舞伎の大屋台引きが行われる「大屋台運行」「神輿渡御」「子供歌舞伎」などが行われます。

郷土の誇り高き伝統が感じられるお祭りで、昭和56年に国の重要無形民俗文化財に指定されました。

歴史

会津田島祇園祭は、鎌倉時代の文治年間(1185年頃)、時の領主長沼宗政の祇園信仰により、この地に祇園の神(牛頭天皇須佐之男命)を居城鎮護の神としてまつり、祇園祭の制を定め、旧来よりの田島鎮守の田出宇賀神社の祭りと共に行われた事が起源とされています。

祭りの賄い献立にふきを多く使用することから、俗に「富貴祭=ふきまつり」とも呼ばれています。

また御神酒に濁酒を使用することから「どぶろく祭り」、屋台の運行が激しいことから「けんか祭り」とも呼ばれます。

お党屋制度とよばれる現在9組の当番お党屋組が、1年間党本の家を支えて祭事を担当する制度によって運営されています。

当番お党屋組を中心に、去年のお党屋組「渡し」と、来年のお党屋組の「請取り」3組が織り成す祇園祭は1年がかりの大行事です。

この820余年の伝統が、昭和56年に国の重要無形民俗文化財に指定されました。

日程

会津田島祇園祭は、福島県南会津町田島地区で毎年7月22日、23日、24日の3日間開催される田出宇賀神社と熊野神社の祭礼です。

800余年の歴史をもつ祭。
見どころの七行器(ななほかい)行列は、別名花嫁行列とも呼ばれており、とても華やかです。

開催日:2023年7月22日(土)~7月24日(月) ※毎年7月22日~24日に開催

場所:南会津町田島

公式サイト:

会津田島祗園祭|南会津町観光物産協会
日本三大祇園祭のひとつ、800年にも及ぶ歴史と伝統を誇る「会津田島祇園祭」。毎年7月22日、23日、24日開催。絢爛豪華で勇壮な祭りは、毎年多くの観光客でにぎわう。見どころは23日早朝に行われる「七行器行列」。昭和56年、国の重要無形民俗文化財に指定。

1日目(7月22日):宵祭

例大祭斎行・浦安舞奉奏 午前10時~
オープニングセレモニー 午前11時45分~
屋台運行・歌舞伎上演 午後4時~

2日目(7月23日):本祭

七行器行列 午前7時50分頃~午前8時30分
神輿渡御 午前10時30分~
太鼓演奏 午前10時40分~
屋台運行・歌舞伎上演 午後4時~

3日目(7月24日):太々御神楽祭

太々御神楽演奏 午後1時~午後3時

予想来場人数

8万3千人

地元の人にとってどんなお祭り?

平成4年の夏より子供歌舞伎の復活させる動きが始まり屋台歌舞伎保存会が設立。

その2年後に田は島祇園祭で子供歌舞伎が復活上演されました。

祭りの始まる3ヶ月前から会津田島祇園祭を見て歌舞伎に憧れた子どもたちの声が稽古場に響き渡ります。

歌舞伎を引き継いでいくために、大人から子どもまで1年を通して、会津田島祇園祭を作り上げていきます。

地元の人々にとって、とても大切なお祭りなのですね。

会津田島祇園祭のみどころといえば「七行器行列」

大きな見どころのひとつは、23日早朝に行われる「七行器(ななほかい)行列」

花嫁姿、袴姿の氏子らが、七つの「行器」(ほかい)に入れたお供え物を、神前に捧げる神聖な行列。

その中でも、目に映えるのが花嫁行列。

「日本一の花嫁行列」とも称され、40人前後の花嫁が列を成して歩くその美しい姿は、神事の厳かな緊張感の中にあって見るものの心を和ませてくれます。

開催日時:2023年7月23日(日)午前7時50分党本(西町下組)発

祭り会場では観覧席等は無く、自由見学となります。

シートや折りたたみ椅子をご持参いただくと便利ですよ。

七行器行列

公共交通機関:東武鉄道浅草駅から鬼怒川経由で野岩鉄道・会津鉄道利用。会津若松駅から会津鉄道利用。

車:西那須野I.Cから国道400号経由で約56Km。会津若松I.Cから国道121号経由で約50Km。

花嫁姿あでやかに 会津田島祇園祭「七行器行列」…福島

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