京都下鴨神社の御手洗祭(みたらしまつり)!
御手洗祭は、京都市にある下鴨神社の御手洗池で行われる、1年の無病息災を祈るお祭りです。
御手洗祭は、御手洗池の湧き水に足を浸して社まで歩き、ろうそくを献灯することから、別名「足つけ神事」と呼ばれています。
名前でいうと、下鴨神社の正式名は「賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)」で、鴨川の下流にあることから、親しみやすく下鴨神社と呼ばれているんです。
下鴨神社は、ご厄除や結婚、安産、子育て、交通安全など、いろんなご利益のあるパワースポットとしても知られています。
ちなみに「相生社(あいおいのやしろ)」は、縁結びで有名です。
「相生社」については、後ほどもう少し詳しく説明しますのでお楽しみに。
概要
開催日時:2023年7月21日(金)~7月30日(日) 9:00〜20:00 ※土用の丑の日 (前後5日間)
開催場所:下鴨神社 京都府京都左京区鴨泉川町59
料金:灯明料300円
下鴨神社 公式HP:
参考HP:
アクセス
公共交通機関:
地下鉄(烏丸線)京都駅~北大路駅まで 北大路駅より市バス1番・205番(約25分)下鴨神社前(もしくは糺ノ森前)
京都駅からの乗り継ぎ→JR奈良線:京都駅~東福寺駅→乗り換え(京阪:出町柳駅行き)→京阪東福寺駅~出町柳駅→徒歩12分:下鴨神社
阪急河原町駅より徒歩5分→京阪祇園四条駅~出町柳駅→徒歩12分:下鴨神社
車:名神高速京都東ICもしくは京都南ICから
御手洗祭(みたらしまつり)といえば「足つけ神事」
では、御手洗祭の名物「足つけ神事」について、もう少し詳しく解説していきましょう。
もともとは、平安時代の貴族が禊をしていたことが庶民へと広まったことが始まりなんだそう。
なんとなく「神社の人が代表して禊をするのを見物するだけかな~」と思いきや、だれでも参加できるのが、「足つけ神事」の魅力です。
「足つけ神事」のやり方
①受付でお供え料(300円)を納め、ろうそくをもらう。
②靴を脱いで御手洗池へ入る。
③池の途中にある種火で、ろうそくに火を灯す。
④社の祭壇にろうそくを献灯。
⑤池から出たら、ご神水をいただく。
こんな流れで、無病息災をお祈りしてみてください。
罪や穢れを清めてくれることでも知られていますから、身も心もスッキリするかもしれません。
行くときは、膝下まで水に浸かることを考えて、たくし上げやすい服のほうがいいですよ。
年々注目度が上がり、時間帯によっては混雑します。
「足つけ神事」をメインにスムーズにやりたいなら、早朝や午前中がおすすめです。
お祭りらしさやきれいな写真が目的なら、混雑は覚悟で夕方以降に行くのもいいと思います。
夜は提灯が灯って、神秘的な雰囲気がありますよ。
京都・下鴨神社 御手洗祭2017 みたらし祭 足つけ神事