その他 八戸三社大祭のみどころ3選!
法霊神楽(ほうりょうかぐら)
神楽とは、神と人が歌舞し鎮魂するための儀式や行事です。
権現舞や、鳥舞、曲技舞などの演目からなる法霊神楽は、八戸市内最古の神社、おがみ神社に伝わる伝統芸能です。
中心的な演目の、権現舞(ごんげんまい)の権現とは、獅子の頭のことです。
獅子頭を一斉に打ち鳴らしながら舞う様子は、心に響きます。
八戸三社大祭 法霊神楽・虎舞
駒踊(こまおどり)
馬の模型を胸につけて、まるで馬に乗っている騎手のように、跳ねて舞う駒踊り。
岩手県の伝統芸能です。
八戸三社大祭2016「高館駒踊り」
虎舞(とらまい)
虎舞は、火災を防ぎ、安全な航海を祈願する舞として、東北地方の太平洋側に伝わってきました。
八戸市にもいくつかの虎舞が伝わっており、八戸三社大祭でも見ることができます。
獅子舞の、獅子が虎になったようなイメージですね。
虎の頭に噛まれると、無病息災のご利益があるそうです。
八戸三社大祭2017お還り 湊虎舞
八戸三社大祭の頃になると話題になる「心霊写真」なんのこと?
2014年に8月2日の八戸市の地元紙「デーリー東北」にのった写真が、心霊写真だと話題になりました。
確認してみると、とてもわかりやすい心霊疑惑ポイントを発見!
確かに、右側の女性のあたまの上に、手が映っています。
これは、一体誰の手でしょう?
心霊写真やオカルトが苦手な人は、安心してください。
こんなふうに映ったのには、ちゃんと理由があります。
この写真には(10カットの写真を加工し約180度にパノラマ化)という注釈があります。つまり、加工の仕方で、10枚の写真を1枚に見えるようにしたものなんです。
10枚の中で、女性の手が頭の方へ動いたのでしょう。それを、通常はキレイに加工するのですが、たまたま加工ミスのまま載ってしまったのでしょう。
八戸三社大祭とは、一切関係ないので、安心してくださいね。
まとめ
八戸三社大祭は、青森で有名なねぶた祭りにひけをとらないほど大規模で、豪華絢爛なお祭りです。
開催日:2023年7月31日(月)~8月4日(金)
歴史が長く、それでいて新しく山車を作り直すという伝統は、わたしたちに新鮮で深い感動を与えてくれます。
心霊写真の心配もなくなったことですし、一見の価値ある山車を、今年はぜひ見に行ってみてください!