花粉シーズンにコンタクトが曇る理由とは?
花粉が飛び、空気が乾燥している時期は目に入った花粉や埃などがレンズに付着しやすくなります。
でもコンタクトが曇る原因はそれだけではありません。
大泣きした時にコンタクトが曇り、前が見えなくなったという経験はありませんでしょうか?
コンタクトを装着する上で必要な「涙」、実は涙が悪さをしているのです。
涙には目の細胞や脂質、カルシウム、そしてタンパク質などが含まれています。
よくタンパク質除去剤というのは聞きますよね。
このような涙の成分がコンタクトレンズに付着し、曇ってしまう、目がゴロゴロする原因となるのです。
特に花粉症などのアレルギーがある場合、タンパク質の量が増え、水を抱え込むレンズがタンパク質を多く吸収してしまい、結果的にレンズが曇ることとなるのです。
この曇ったレンズをそのまま使用していることで、感染症などの引き金になることもあります。
そういったことを防ぐためにも、この時期だけはワンデーにすることをおすすめしているんですね。
花粉シーズンにはワンデーへ切り替えがおすすめ!その理由とは?
花粉症の時期、コンタクトのトラブルは曇りやゴロつきだけではありません。
・目ヤニが増える(色が変わる)
・まばたきでずれる
・フィットしない
人によっては他の症状もあるかもしれません。
とにかくコンタクトレンズの違和感は、着けている人にとって辛いものなんですよね。
目薬ばかりさしてしまって、仕事がなかなか進まない、なんてことも…。
本来なら、花粉症の時期はメガネで生活することが一番良いのです。
コンタクトのトラブルが起こる心配もなし、アレルギー目薬がいつでもさせる、そして効果的と、様々なプラスポイントがあります。
でも実際は、メガネで生活をしたくないからコンタクトを着けているんですよね。
考えただけでも、メガネをずっと着けていることが苦痛に感じます。
それでもやっぱり、2ウィークやマンスリータイプのコンタクトレンズを使い続けたいという方は、花粉症の時期だけお手入れを強化しなればなりません。
こすり洗いタイプのものではなく、過酸化水素系や、ポビドンヨード系の漬け置きタイプのケア用品を使用すれば、症状を抑えるのに効果的です。
しかしこの時期だけ洗浄剤を変えるのも面倒ですし、余ったケア用品は使えず破棄することに…。
そうなると、やっぱり一番良いのはワンデーに切り替えること!
コレが一番です。
ワンデーならタンパク質が過剰に含まれたコンタクトを使うこともありませんし、洗浄液がなくなったら切り替えれば良いので、ケア用品を無駄にすることもありません!
これだけ利点があるのなら、今年はワンデーにしてみた方が良さそうですね!