遠州森の祭り2020!新型コロナウイルス感染症のため屋台曳き回しの中止!!

11月のお祭り

みどころは?

お神輿

普通お神輿は神社を出て街を回って神社に戻ってくることが多いです。

しかし、森の祭りのお神輿は三島神社と金守神社の間を行き来します

三島→金守が 神輿渡御とぎょ
金森→三島 が 神輿還御かんぎょ)  といいます。

このお神輿の巡行の際は、14台ある二輪の屋台や舞児(舞いを奉納する子供)が行列を作ります。

豪華な屋台

二輪の屋台(山車)は、牛車のような形をしています。

漆塗りの屋台の細部には龍や獅子などの美しい彫刻が彫られ、屋根の上には、跳高欄で囲まれた「浜床」の上に天狗や歴史上の人物(新撰組など)の人形が乗っています。

漆塗りの屋台が多いことも特徴です。

その屋台を車輪を中心に上下左右に大きく揺らしながら曳き回し、町の中心部では、狭い道路を何台もの屋台がぶつかる寸前まで近づける「練り」を繰り広げます。

練りでは各町の祭り参加者が手木(牛馬の頸の後ろにかける横木)に乗りあがり、「ヨイソラ」の掛け声を上げたり相手の屋台の手木の内側に飛び込んだりします。

舞児還し(まいこかえし)

お祭りで神様に舞いを奉納する子供たちを、舞児と呼びます。

毎年屋台を出す町ごとに1人選出され、三島神社で舞楽を奉納します。

舞児に選ばれることは大変名誉なことで、選ばれた子供の家では舞児の名前と奉納する舞を大書する看板が立ち、祭りの風物詩ともなっています。

舞児に選ばれるのはすごいことなんですね!

最終日の夕方になると、舞児を家に還す舞児還しがはじまります。

舞児還しは大正に入ってからはじまったようです。

3日間神様に舞いを奉納した子供に感謝や、舞児に選ばれたことをのお祝いをしながら、屋台に乗せ、家に送り届けます。

三島神社から、家に着くまでは舞児の足を地面につけてはいけない屋台の手木を下ろしてはいけないというルールを守りながら、家までの道のりを舞児を披露します。

舞児還しは最終日の18時頃から三島神社~各屋台の町内まで巡行されます。

「笛」と「笛吹美人」!

屋台の巡行の際には、太鼓や笛でお囃子を演奏します

特に笛は、単調な曲調ながら高音で、さらに若く綺麗な女性が多いと人気です。

森のまつり 渡御 桑水社の美人笛吹き (2017.11.04)

遠州森の祭りが喧嘩祭りと言われる所以とは?

遠州森の祭りは、その荒々しさから喧嘩祭りとして有名ですが、その所以についても解説しておきます。

喧嘩祭りの所以

江戸時代(文久3年)のことです。

この辺りは宿場町として栄えていました。

三島神社のお祭りの日、秋葉神社の使者が屋台を壊してしまう事件が起こりました。

これをきっかけに、普段対立していた、町内の対立による不満が爆発

他の屋台や、近隣の家を壊したりする暴力事件に発展してしまいます
(文久の大喧嘩と呼ばれています)

代官所などが間に入り、事件は落ち着きましたが、原因となった屋台の曳き回しは一時期中止されていたようです。

また、昭和に入ってからも何年かに一度暴力事件やけが人が発生していました。

特に昭和48年のお祭りでは、2日連続で死者を出してしまい、警察の勧告により屋台の曳き回しを中止することになりました。

安全に見学できるの?

喧嘩祭りの所以になった事件屋、昭和後期の暴力事件、荒々しい屋台の曳き回し。

迫力はありますが、初めて参加する人にとっては、安全に見ることができるのか、心配ですよね。

でも、安心して下さい。

昭和48年の事件を重くみたお祭りの関係者や、町の役員などは、お祭りの期間中の「絶対無事故」を宣言します

これ呼びかけ以降、屋台の曳き回し自体は迫力はそのままに、安全性にも注意してお祭りを運営するようになりました。

今では「荒々しくも規律・統制の取れた祭り」として知られるようになってきています。

遠州森の祭りの様子

何台もの屋台がぶつかりそうな距離で「練り」をしている様子が映っています。

2017年 遠州森の祭り ~お囃子コンテスト・練りでの喧嘩・三島神社神輿渡御~ (静岡県周智郡森町)

まとめ

遠州森の祭りは、静岡県森町の三島神社と金守神社で行われる秋の大祭

2020年の開催は、2020年11月6日(金)・11月7日(土)・11月8日(日)

みどころは

お神輿 渡御と還御

屋台の激しい練り

最終日の舞児還し

笛吹き美人

屋台の彫刻や装飾品はとても美しく、それに乗って帰る舞児も鮮やかな着物、迫力の中にも日本的な美しさが楽しめます

激しい屋台の練りを安全に見られるお祭り

初めて訪れるあなたでもきっと楽しめるお祭りですよ。

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