横田基地 日米友好祭 フレンドシップ・フェスティバル!日程・概要は?
東京都福生市にある米軍横田基地では、横田基地 日米友好祭 フレンドシップ・フェスティバルが開催される予定です。
横田基地「日米友好祭 フレンドシップ・フェスティバル」は、日米の永続的なパートナーシップを祝うとともに、基地と地域の皆様との絆を深めるイベントです。
基地の使命を紹介し、日本の方々との絆を深めるため、飛行機の地上展示、音楽バンドのステージ演奏、飲食ブース、さまざまなパフォーマンス等を企画しています。
当日は、横田基地が開放され、各種イベントが開催されます。
毎年2日間で約15万人が参加するお祭りで、誰でも入場無料で入れます。
入場は、牛浜駅に最も近い第5ゲートからのみで、他のゲートからは入場が出来ません。
開催概要
開催日:2023年5月20日(土)・5月21日(日)
開門時間:9:00~20:00(入門可能時間:20:00まで)
航空機の地上展示、ステージイベント(バンド演奏)、飲食ブースなどが行われます
横田基地日米友好祭 2023 地上展示航空機 参照サイト Fly Team公式サイト
・アメリカ空軍 横田基地 所属機
C-130Jスーパーハーキュリーズ輸送機
UH-1Nイロコイ ヘリコプター
C-12J ビーチクラフト 1900
・アメリカ空軍 横田基地 常駐機
CV-22 オスプレイ
・アメリカ軍機の飛来予定
<アメリカ空軍>
F-35戦闘機
KC-135空中給油機・輸送機
F-16ファイティング・ファルコン戦闘機
C-17グローブマスターIII輸送機
KC-10エクステンダー輸送機
C-5Mギャラクシー輸送機
<アメリカ海軍>
P-8A ポセイドン哨戒機
<アメリカ海兵隊>
シコルスキー CH-53Eヘリコプター
ベルAH-1Zヘリコプター
ベルUH-1Yヘリコプター
・航空自衛隊機
F-15J戦闘機
F-2戦闘機
T-4ジェット練習機
CH-47ヘリコプター
C-2輸送機
U-680A飛行点検機
C-130H輸送機
・その他
Honda Jet
XCub航空機
セスナ172
入場に関して:日米国籍で16歳以上の方は、国籍を証明する写真付き身分証明書(パスポート、運転免許証、マイナンバーカード、住基カードのいずれか)の提示が必要です。運転免許証の場合は暗証番号をご確認ください。
2023年の「横田基地日米友好祭」の詳細は、横田基地日米友好祭の公式HPを参考にして下さい。
公式サイト:
2023横田基地日米友好祭のプロモーションビデオです。#YokotaFriendshipFestival23#FF23 pic.twitter.com/6uS2hNXaNt
— Yokota Air Base 横田基地 (@YokotaAirBase) May 2, 2023
参照サイト:
[ダイジェスト] 横田基地日米友好祭2018
アクセス情報
公共交通機関:JR青梅線 「牛浜駅」から徒歩で約10分、JR/西武拝島線「拝島駅」徒歩20分。
自家用車: 国立府中ICから約30分、八王子ICから約20分。
当日は最寄り駅の牛浜駅からは、混雑や交通規制などにより、1時間近くかかる場合もあり、拝島駅からだと混雑に巻き込まれることもなく、徒歩20分ほどで第5ゲートに着きます。
最寄り駅はJR青梅線の牛浜駅(ゲートまで徒歩約10分)、拝島駅(ゲートまで徒歩約20分)、JR青梅線・西武拝島線拝島駅からは徒歩約20分です。
牛浜駅は大変混雑するため、拝島駅のご利用をお勧めします。
自動車で来る場合は、周辺の国道16号線などが大変混雑しますので、注意が必要です。
「友好祭」では、専用駐車場がありませんので、自力で駐車場を確保する必要があります。
近隣の住民が、看板を掲げて自宅の敷地を臨時駐車場として、時間貸しをしています。
しかし、1回2,000円から4,000円と割高で駐車場によっては、3時間ごとに2,000円もあります。
おすすめの駐車場は、第5ゲートすぐそばの24時間営業のタイムズ駐車場です。
また、近くの国道16号沿いにあるパチンコ店「MQ福生店」の立体駐車場が第5ゲートからも近く「友好祭」の臨時駐車場として使用可能です。
駐車料金は、時間制限なしで1回 2,000円です。
ところでなぜ横田基地があるの?基地設置の歴史
横田基地の歴史
横田基地は、1939年に「日本陸軍多摩飛行場」として建設され、第二次世界大戦中には、航空審査部や航空整備学校などが配置されていました。
当時の多摩飛行場は、東京の中心に比較的近い場所でしたが、1940年当時は東京から離れた場所と考えられていました。
周辺の道路も未舗装で、公にできない任務を行うには恰好の場所でした。
その立地条件が、戦時中に基地の存在を隠す助けとなったようです。
当時、米軍が所有していた日本地図にも「多摩飛行場」は載っていなかったそうで、米軍は、「多摩飛行場」についての情報は持っていませんでした。
そのため、飛行場への空襲の記録はいまだに見つかっていません。
東京都の多摩地域に位置する米空軍基地は、約3,350mの滑走路をもち、主に輸送基地として使用され、在日米軍司令部や第5空軍司令部などが置かれています。
全国で135カ所ある米軍基地は、基地数でみると、第1位が沖縄県で、第2位が北海道、第3位が神奈川県です。
その米軍基地数が第2位の神奈川県民は、横田基地のことをどう思っているのでしょうか?
オスプレイの横田基地配備の重要性
2015年に横田基地に配備されることになったCV-22オスプレイは、離着陸の際に相模原市上空を低空飛行する可能性が高いと言われ、市民から不安の声が上がりました。
2014年に沖縄からMV-22オスプレイが横田基地に飛行した時も、厚木基地上空を通り、相模原市上空を飛んでいる姿が目撃されています。
その当時、オスプレイの横田基地配備について、国から相模原市に情報提供が全くされていなかったといいます。
オスプレイは、「ヘリコプターのように垂直に離着陸が可能で、飛行機のようにスピードが出て航続距離が長い航空機」ということで、飛行機とヘリのいいとこ取りで作られたそうです。
しかし、オスプレイは既に開発段階で4回、正式配備後には4回の重大な事故を起こしていて、36人の人が亡くなっています。
こうしたことから、開発当時は「ウィドウ・メーカー」(未亡人製造器)と呼ばれていました。
しかもCV-22(空軍用)はMV-22(海兵隊用)よりも事故率が高く、そんなオスプレイが相模原市上空を飛ぶとなると、安全性がとても心配されました。
しかし現在は初期故障を乗り越え、日米の安全保障のため活躍しています。
神奈川県では、日々、「オスプレイの飛来関連情報」を防衛省南関東防衛局から提供された情報として市民に提供しています。
アメリカにとって横田基地は?
まず、なぜ米軍が横田基地に駐留しているかというと、「日米安全保障条約」で規定されているとおり、日本を防衛、太平洋地域を安定させるために、なくてはならない重要な基地です。
横田基地に常駐している航空機で、太平洋地域に起きるあらゆる事態に対応しています。
アメリカの横田基地の位置づけはアメリカ本土とアジア、中東のもっとも大きなハブ空港と認識されていて、横田基地が米軍の海外遠征の出撃拠点として使われていることになります。
現在でも横田基地には、在日米空軍が駐留していて、アジア太平洋地域の軍事空輸のハブ空港として機能しています。
有事の時に大量の物資や人員を世界中に届けたりする役割も果たしています。
なぜ横田基地なの?と思いますが、横田のようになるべく首都圏に近い方が日本政府や防衛省、自衛隊との連携の面でも有利だと考えられているようです。