ひとりの世界が好きな我が子、友達はうまくできる?
絵本が好きな子に特に多い空想好きな子や、何かに没頭したら夢中になっちゃう子は、友達作りが苦手なことも多いですが、多くの場合はそう言った子は、友達を必要としていないケースが多いですね。
そんな子に友達作りを強要しても無駄です。
そういう子は、まずその子が夢中になっていることを応援して、とことんやらせることが大切です。
そのうち、同じ趣味や興味を共有できる友達に会えて、親友を作れるかもしれません。
習い事やクラブに入れるようなものでしたら、そこで友達を作るのもよいでしょう。
一人でも、仲良い子ができれば、友達との付き合い方を学べるので、自然と他の子とも仲良くできるようになるでしょう。
しかし、何かに没頭できる子で、友達がいないことを気にかけていないようなら、無理に友達作りを強要したり、話題にしてそれをダメな事だと指摘したりしないようにしましょう。
子供は傷つきやすいものです、ダメなレッテルを張られたと感じることもありますし、没頭していたこと自体を悪いこと、と捉えてしまいがちです。
没頭できることは、集中力がある証拠ですし、将来大物になる可能性を秘めているサインです。
親がそれをつぶしてしまうのは、もったいないですよ!
友達がひとりもいない!子供のサインや親がしてあげられることは?
子供のサインとしては、友達の話をしない、放課後も外に遊びに行かない、表情がなくなる、感情の起伏が激しくなる、体の不調を訴える、朝が起きれなくなるなどがあります。
また、友達がいないと子供が悩んでおり、それを親御さんに話してくれた場合は、あれこれアドバイスをしたい気持ちを抑えて、頷いて子供の気持ちに共感してあげるようにしましょう。
それだけで、子供は理解者を得た気持ちになれます。どうすればいいか、分からない子は意外と少ないものです、ただうまくできないだけが多いので、愚痴を聞いてあげて、発散できる場として家庭を作るのが良いでしょう。
まとめ
小学生に上がることは、子供にとっても、親御さんにとっても一大イベントだと思います。
環境が変わっていろんな子がいる学校で、友達ができるか心配になるのも分かりますが、子供には大人が驚くような順応性がある場合も多いので、幼稚園で独りだったから、と言って小学校も独りとは限りません。
最初の一年ですから、なによりもまずは、親がどーんと構えて、子供を優しく見守ることが大切ですよ。