航空自衛隊浜松広報館(エアパーク)とは?
航空自衛隊浜松広報館、通称「エアパーク」は航空自衛隊を国民により深く理解してもらうために作られた広報館で、戦闘機などの展示や体験施設などが整っている場所です。
1999年4月に浜松基地の南側にてオープンしていて、館内には売店や喫茶店、記念写真が撮れる写真館も入っています。
航空自衛隊にとってエアパークは国民に航空自衛隊がどのようなものか詳しく理解してもらえる施設であり、多くの方が訪れ展示物や体験施設を楽しんでいるんですね。
エアパーク概要
入館料:無料
開館時間:午前9時~午後4時
※ 天候又は、施設などの不具合により開館時間を変更することがあります。
休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日又は国民の休日の場合は、その翌日)と毎月最終火曜日(施設整備のため)※最終火曜日の前日が祝日又は国民の休日の場合は、通常月の月・火曜の閉館が、火・水曜となります。
3月第2週の火曜日~木曜日(総合整備のため)
年末年始
その他臨時閉館等がありますので、開館スケジュールでご確認下さい。
駐車場:一般乗用車 約146台 (無料) ※うち、車長5m超の普通車用は9台、大型バス17台 (無料)
アクセス方法
住所:静岡県浜松市西区西山町
電話:053-472-1121
公共交通機関:JR浜松駅北口バスターミナル14番線「51 せいれい浜松 泉 高丘行き」に乗車、約25分で「泉四丁目」下車し、徒歩およそ10分。
車の場合:東名高速道路浜松西インターチェンジからおよそ10分、新東名高速道路浜松SAスマートICからおよそ40分
駐車場はこのように一応用意されているものの、休日やイベントの際は混雑も予想されるため、できるだけ公共交通機関を利用して行くようにしましょう!
航空自衛隊浜松広報館(エアパーク)見どころ!
航空自衛隊浜松広報館では多くの展示がされているので、その中でも特におすすめしたい見どころを紹介します。
とくに押さえておきたい見どころは事前にチェックしておきましょう!
展示資料館1F
入口を入ってすぐの1階展示資料館では、
航空自衛隊の「任務と活動・研究開発・航空機のメカニズム」を展示紹介しています。
展示資料館2F
展示資料館2Fでは、現在航空自衛隊が所有している航空機全種の模型やパイロットの携行品などを展示紹介しています。このフロアーから迫力満点の全天周シアターに入場します。
展示資料館3F
楽しいコミュニケーションのフロアー。本、ビデオが利用できます。
情報検索コーナーでは、防衛省及び航空自衛隊に関する情報をパソコンで検索することができます。また、浜松基地に所在する第1航空団で訓練しているジェットパイロット学生と同じ飛行コースを体験することができる簡易シミュレータは大人気のコーナーのひとつです。(混雑時はお1人様1回で、お待ちのお客様とお代わり下さい。)
展示格納庫-展示航空機
主に、航空自衛隊が使用した航空機を中心に展示(19機)しております。
一部の航空機は操縦席への着座も出来ますので、是非ご利用下さい。
展示航空機紹介(コックピット着座可能)
- ※日により着座可能の機体が変わります。
F-1支援戦闘機[三菱重工] F-1は、T-2高等練習機を単座化し、全天候攻撃・航法システムを追加した戦闘機で、1号機は1977年6月16日に初飛行しました。
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T-2高等練習機[三菱重工] T-2は国産初の超音速高等練習機として、1967年に開発が開始されました。試作機が1971年7月20に初飛行しています。T-2には、戦闘操縦基礎課程に用いられた前期型と、機関砲等を装備し戦闘操縦課程に用いられた後期型とがあります。
※展示機はブルーインパルス仕様 | |
F-104J戦闘機[ロッキード] F-104Jは、F-86Dの後継機として導入れました。
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F-86F戦闘機[ノースアメリカン] F-86Fは米空軍初の後退翼戦闘機で、元となったXP-86は、1947年10月1日に初飛行。
※展示機はブルーインパルス仕様 |
展示航空機紹介
F-86D戦闘機[ノースアメリカン] 航空自衛隊で初の全天候戦闘機でF-104の配備により用途廃止。
ライセンス生産はされなかった。 | |
T-33A練習機[ロッキード] 米国のP-80戦闘機を練習機に改造された機体です。
中等練習機として使用された。後継機はT-4。 | |
T-1A練習機[富士重工] T-6練習機の後継機として、配備された国産ジェット練習機。
主に13飛行教育団において、ジェット練習機として使用された。後継機はT-4。 | |
T-3練習機[富士重工] T-34練習機(メンター)の後継機。初飛行は1974年9月。 | |
T-6練習機[ノースアメリカン] T-6は、米軍より180機供与された。 | |
MU-2救難捜索機[三菱重工] 民間型をベースに様々な装備を搭載し、救難捜索機として使用された。
後継機はU-125A。 | |
V-107救難ヘリコプター[ボーイング・バートル] 輸入:ボーイング・バートル
S-62の後継として救難機として使用された。 | |
B-65多用途機[富士重工] 民間名はクィーン・エアで、ビジネス機として使用されていた。米軍呼称はU-8。
後継機はU-4。 | |
零式艦上戦闘機『五十二型』43-188号機[旧三菱] 三菱名古屋工場製造(昭和19年3月)
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掲載の他にも航空機を展示しています。
フライト・シミュレータ
可動式(電動)二人乗りの本格的なフライト・シミュレータでパイロット気分を体験することができます。
また、初級・中級・上級が選べますので初心者でも楽しむことができます。
注意:飲酒されてる方、係りより不適当と判断された方はご搭乗できません。
フライト・シミュレータ受付案内
- ご来館された当日、展示格納庫内フライト・シミュレータ受付での予約制となります。
- 搭乗受付をされた方は、予約時間の5分前から予約時間の間に、フライト・シミュレータ受付までお越し下さい。なお、搭乗予約を経過された場合はご搭乗頂けません。(キャンセルとなります)
- 15:30までの搭乗予約が完了次第、終了させていただきます。
- 調整作業などのため、受付時間を変更・中止する場合があります。
受付時間 | 9:00~15:30 |
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制限事項 | 下記の事項に該当されている方は、搭乗できません。
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ご注意 |
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体験試着
体験試着のファクトリーコーナーこちらでは、航空自衛隊のパイロットが使用している、フライトスーツ及びヘルメット等(レプリカ)の体験試着ができます。
※混雑時、お待ち頂く事があるかと思われますが、ご了承下さい。
政府専用機使用座席
展示資料館2Fから展示格納庫へ入ってすぐの2Fに、政府専用機で実際に使用された座席を展示しています。
航空自衛隊 中部航空音楽隊『アンサンブルコンサート』 [全編] 浜松広報館 【2018.8.9】