留年をした高校生の実態!留年したら高校を退学する?残る?
多くの学生が定時制や通信制の学校に通うことを選んでいます。
理由はやはり、高校生にとって、一つ年下の子たちとまた、同じ学年をするというのは、非常に厳しいものだからです。
さらに一つ上の学年には、自分と同い年の子たちがいて、顔を合わせることがあるのが耐えられないようです。
しかし、定時制や通信制に通うとなると、その後の人生も周りとずれて行ってしまいます。
全日制の高校に転入するという選択肢もありますが、これは病気やケガによる留年などの正当な理由がない限り難しいようです。
そこで、どうしても同じ歳の子と一緒に進級したい子の多くは、高認(高卒認定試験)を受けます。
高校中退者(2年~3年生)の場合、認めてもらえる単位もあるので、最大9科目のところを2~5科目程度に減らせる場合があります。
ただし、この高認はあくまで大学進学の切符であり、高卒資格とは違うので注意してくださいね。
通信制高校「ルネサンス高校/ルネサンス豊田高校」15分でわかるルネ高
高校を留年してしまった!就職やその後の人生に不利なの?
高校を留年してしまった場合、正直に言って、就職では不利になります。
高校の年号を書く欄があるので、しっかりと何年かかったかが分かりますので、留年したのか、面接官に訊かれる可能性もあります。
履歴書にうそを書くとかえってバレた時が大変なので、正直に自分で話した方が良いでしょう。
一流企業や堅い会社なら問題視するかもしれませんが、IT系などの比較的新しい分野の会社なら、若者ばかりで考え方も違いますし、周りに大学や高校の留年者がゴロゴロいるので、留年してしまったら進路をそこから考えておくのもよいかもしれません。
まとめ
高校を留年しそうな時は、2学期のうちから講師に脅される場合も多いでしょう。
でも、多くの場合は、ほんとうに黄色信号が点滅しているだけなので、とにかくまず、学校に行ってきちんと授業に出るようにしましょう。
そうすれば、赤点に関しては、一生懸命に取り組んでいれば、きちんと先生たちもサポートしてくれますよ。
3学期の最後まで、諦めずにがんばってください。