3年間高校野球の部活で頑張る息子はずっと補欠・・・ その理由は?
甲子園を目指すという明確な目標がある高校野球で戦力になる子どもが選手に選ばれることは仕方のないことです。
周りのお子さんも、スタメン入りを目指して頑張っているのですから、選手に選ばれない事は良くあることだと思います。
息子さんにレギュラークラスかそれ以上の実力があっても、監督の求める戦術に合わなかったり、相手チームによっては技術よりも足の早さが優先されたり理由は様々あると思います。
監督が1人1人の将来を考えて試合を経験させたいと考えているという事もあるでしょう。
決して息子さんが頑張っていないとか、技術がないという単純な理由ではないということです。
ずっと補欠の息子がレギュラーになれないことを抗議するのはアリ?理由を監督に聞くのは?
まず冷静になって考えてみてください。
抗議をすることを息子さんは望んでいますか?
息子さんがどう感じているのかが一番大切なことです。
高校生は「子ども」ではありません。
親が抗議に行くことを望むでしょうか?
一緒に頑張っている仲間たちの様子、自分の調子、対戦相手など考えればおのずと答えが出る年齢です。
「理由を聞きたい」とお子さんが思っているのであれば、自分で聞きに行くこともできます。
親が子供の前で「あの監督はダメだ!」など監督やコーチの不満や悪口を口にしてしまうのは問題です。
うまくいかない理由を他人にすり替えてしまえば、息子さんの成長はそこで止まってしまいます。
むしろ「問題は常に自分にある」「解決できるのは自分自身だ」と知らなければなりません。
周りは変えられません。
他人のせいにするのではなく、自分自身を変えることにフォーカスすることが大切なのです。
子供が不満を口に出しても、親は決して同調しないことです。
辞めたいと言うかもしれません。頑張ると言うかもしれません。
子どもが自分で決めたなら「あなたならきっと大丈夫よ」と信じてあげてください。
親は子どもを応援して見守ってあげるだけです。
見守りながら、子どもが立ち止まったら笑顔で「大丈夫」と言ってあげてください。