志望校に残念ながら不合格となってしまった我が子にメッセージを伝えたい!伝える内容や手紙を渡すタイミングは?
志望校に不合格となってしまった我が子に対する言葉は、ほんのささいな受け取り方の違いから傷つけてしまう可能性があると感じ、悩んでしまうものです。
また手紙で慰めることによってさらに落ち込ませてしまうのではなどなど、考えていくときりがありませんね。
しかしやっぱり志望校に落ちて落ち込んでしまっている我が子には、できるだけ早く言葉をかけたいものです。
伝える内容としては、志望校に不合格となってしまったという現実はしっかり受け止めながら、しかし受験がうまく行かなかったからといって決して終わりではないということです。
大人は今までの経験で受験が失敗してもあらゆる道があるし決して終わりではないと知っていますが、特に中学受験のこどもの場合、これがはじめての大きな壁といっても過言ではありません。
もちろんいきなり「こんなことまたある」なんて言ってしまってはいけませんが、受験はあくまで人生のたくさんある出来事のひとつであること、失敗しても次があることを伝えていきましょう。
手紙で渡す、今ならLINEなどもあるかもしれませんし、直接話すなど、方法はどんな方法でもいいので、少しでも早く子どもに寄り添い、支えになってあげる方向を考えていきたいですね。
そのためには手紙の場合手書きである必要があるとか、父親母親の連名であるとかよりも、支えたい、慰めたい気持ちが率直に伝わる内容を考えていきましょう。
また「そんなことで落ち込んでいてどうする!」など落ち込んでいるなか更に追い詰めるような内容はもちろんNGで、まずは気持ちに寄り添い、そして未来に続くことを示してあげられると一番です。
志望中学に落ちてしまった我が子へ贈るメッセージ文例とポイント
例
○○へ
今回の受験では残念ながら志望校に不合格となってしまって、今とても落ち込んでいると思います。
でも今回うまくいかなかったからといって受験だけが人生の全てではなく、受験に失敗したあとも前向きにがんばって立派になった大人はたくさんいます。
がんばって行きたかった志望校に不合格となって落ち込むなというのではなく、でも落ちてしまったということよりも先を見ていけるように、お父さんお母さんも支えていきたいです。
○○はいつでも前向きで受験に対しても真摯に取り組んでいて、その姿を見てお父さんやお母さんももっと応援したい、頑張ってほしいと思っていました。
そんな○○なら今回の受験がうまく行かなかったというところでいつまでも留まらず、また新しい一歩を歩きだしてくれると思います。
中学校は市立に行くことになっても高校受験があり、これからの未来は決して何も閉ざされていません。
また一緒にがんばりましょう。
ポイント
まずは志望校に不合格となってしまったという落ち込みを受け止めること、そして落ちたからと言って終わりではなく、今後への道はたくさんあるとフォローしていけることが大切です。
そして今回うまく行かなかったからと言って悪い部分を指摘するのではなく良いところを褒め、子どもが「また頑張ろう」と思えるような流れにしていけると良いですね。