リオのカーニバルを観光したい!みどころと気をつけるポイントは?治安は?
リオのカーニバルのみどころ
スペシャルグループは、打楽器隊(バテリア)を200人以上で構成されていなければならず、地響きのような音の迫力があります。
その先頭を、目のやり場に困るようなセクシーな衣装で踊る一人の女性「打楽器隊の女王(ハイーニャ・ダ・バテリア)」と呼ばれる人がいます。
チームの中で厳選された最もセクシーさ、知名度、人気のある女性が担当しています。リオのカーニバルの象徴とも言える女性ですね。
それぞれのチームが作る美しい山車(アレゴーリア)も、パレードを彩ります。
火や水が噴き出すなどの演出にも注目です。
カーニバルツアーで参加する方法が安心
1人で旅行する観光客の被害が増加していますので、外務省でも旅行会社が主催するツアー等への参加をお勧めしています。
クラブツーリズムやJTB、阪急交通社がツアーを企画しています。
値段は50万~100万円と、かなりお高いですが、サンボドロモの観覧席とホテルが保証されているので安心です。
リオのカーニバルの治安は?
渡伯の際には外務省の海外安全ホームページを確認しましょう!
外務省海外安全HP:
現在は危険レベルは有りません。
ただし、平和ボケしている日本人ですから、気を引き締めて身を守る対策はしっかりして行きましょう。
カーニバル期間中のリオデジャネイロは、1年で1番治安が悪くなる期間です。
路上強盗やスリ、ひったくりなどの犯罪が発生しており、無警戒な観光客が標的となっています。以下のポイントに注意しましょう。
①貴重品は持ち歩かない
貴重品はホテルのロッカーに入れるなど、決して外に持ち出さないようにしましょう。
②携帯電話、カメラなどを人前で見せない
今やSNSの時代。
写真を撮ってアップしようとする習慣がついていませんか?
外国人観光客が携帯やカメラを取り出すのを欠かさずチェックしていますよ。
③荷物から決して目を離さない
日本にいると、荷物を椅子に置いたりして目を離してしまったりしますね。
観光客は常に狙われていることを忘れずにかばんは絶対に抱えて持っておきましょう。
④決して抵抗しない
強盗犯人に抵抗又は逃走しようとした際に攻撃を受ける危険性が極めて高いので、絶対に抵抗せず要求に応じるしかありません。
生命の安全を第一に考え、冷静に行動することが肝心です。
言葉に不安があれば、英語の通じる、観光客用の警察署(DEAT)へ行きましょう。
観光客用の警察署(DEAT)
住所:Rua Humberto de Campos, 315, Leblon, Rio de Janeiro – RJ, 22430-190
電話番号: (市外局番21) 2332-2924
在リオデジャネイロ日本国総領事館
住所:Praia do Flamengo, 200-10 andar, 22209-901, Rio de Janeiro, RJ, Brasil
電話:(市外局番21)3461-9595
公式ホームページ:
⑤現金ではなくクレジットカードで決済
ブラジルは犯罪率がとても高いので現金を持ち歩くのはかなり危険な行為です。
安全に旅行するためにクレジットカードは絶対持って行くべきです。
クレジットカードを必要時以外持ち歩かないことも大切ですが、使用するときはクレジットカードやスマホ等を入れられるウエストポーチを持参すると便利です。
※最新の安全情報や、緊急時に在ブラジル日本国大使館または各日本国総領事館の連絡を受け取れることができるよう、外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録しておきましょう。
「たびレジ」
リオのカーニバルに日本から参加をしたい!どうやったら参加が可能?
地元紙や掲示板などの募集を探すこともできますが語学が堪能でなければ難しいですね。
治安の悪さもありますし、海外初心者が簡単に参加するのは危険を伴います。
カーニバル期間中は、リオ市内の所々で「ブロッコ」と呼ばれる誰でも参加ができるカーニバルパレードがあるので、現地の方と楽しむには、こちらに参加するというのもありですよ。
語学に自信があります!という方は下記の方法で参加することができます。
インターネットで参加権利付き衣装を購入する
各チームでは観光客向けに「カーニバルパレード参加権利付きの衣装」を販売しています。
公式サイト:
各チームの衣装のデザインが確定すると順次販売開始となります。
値段は2~4万円程度のものが多く、練習なしでカーニバルに参加出来ます。
クレジットカードで支払いになります。
ただし衣装受け取りは現地でのみ!
購入すると衣装を受け取る場所と日時がホームページ上とメールで案内されます。
混雑していて治安も悪くなっている最中になるので厳重な注意が必要です。
受け取り時にはパスポート原本、パスポートのコピー、購入時に使用したクレジットカードが必要です。
衣装を受け取る際に、集合場所と時間を伝えられます。
衣装を持っていないと入場待ちエリアには入れずパレードに参加もできません。
パレード参加者は写真・動画撮影が禁止されています。
チームの監視員に見つかると強制退場になります。
かなり大きくボリュームのある衣装になるので思い出に持ち帰るのは大変です。
そんな時には着ていた衣装を返還(処分)する場所が会場出口にありますので利用してください。
まとめ
先住民族の文化を取り入れるなどの歴史などを知ると、リオのカーニバルに対する現地の人たちの思いの強さを感じます。
どの国でも「お祭り」と言われるものには深い意味が込められているのですね。
そんなリオのカーニバルの盛り上がりを見たら、その迫力、熱気に心奪われてしまうでしょう。
参加する皆様がリオのカーニバルを思う存分楽しめますように!