ことわざ「稲荷詣に愛宕詣」と初午との関係は?
「稲荷詣に愛宕詣(いなりもうでにあたごもうで)」これは京都のことわざで、「雲が京都の南の方へ流れて行くと晴れ、京都の西の方へ流れて行くと雨になる」という例えだそうです。
ことわざの最初の「稲荷詣」は、京都の伏見稲荷大社のことを指しており、「愛宕詣」は愛宕神社を指しています。
天気がお稲荷さんや愛宕さんを詣でるかのように雲が流れる方向で分かるという意味だそうですが、伏見稲荷大社は南側に位置していることが分かりますね。
ちなみに、愛宕神社は、京都の西側ですね。
伏見稲荷大社 公式HP:
伏見稲荷大社
1300年にわたって、人々の信仰を集め続ける「お稲荷さん」の総本宮 伏見稲荷大社の公式ホームページ
愛宕神社 公式HP:
【公式】愛宕神社【総本宮_京都】
当社は全国に約900社を数える愛宕神社の総本宮として京都市の愛宕山上に鎮座します。 古くより火伏・防火に霊験のある神社として知られています。
2010/07/31 愛宕神社千日詣
初午だけじゃない!干支にまつわる祭事とは?
他にも、11月の初めにある子の日(ねのひ)には、商売繁盛を祈願して、大黒天を祀るそうです。
初丑の日もあります。
夏の土用の最初の丑の日には、ウナギを食べたり、丑湯に入ったりする風習がありますよね。
全国的に知られている有名な風習ですね。
初寅の日は、正月最初の寅の日の前後に、初寅祭りがあり、年に一度のご本尊ご開帳もあり、全国から信者が参拝に集まるそうです。
11月の最初の酉の日にある初酉の日は、浅草鷲神社の祭礼である酉の市が有名ですね。
江戸時代から知られており、現在も「おとりさま」として親しまれていますね。
ほかにも、全国で干支にちなんだ祭事が執り行われていますよ。
初寅祭(毘沙門天)2011年2月3日
まとめ
初牛の日が身近ではない人にとっては、初耳な風習ばかりだったでしょう。
近所に稲荷神社がある人は、今年は参拝してから、いなりずしを食べてみるといいでしょう。少しは、初丑の日を体験できると思いますよ。
予定が合うのであれば、ぜひ京都の伏見稲荷大社を訪れてみてくださいね。